どうしてこうなっちゃったの？と、質問してはいけない理由

中小企業診断士25年、銀行業務32年の経験を持つ心理セラピスト中澤です

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【どうしてこうなっちゃったの？と、質問してはいけない理由】

今日はうまくいかなかった時に「どうしてこうなったのだろう？」
と考えてはいけない理由についてお伝えしていきます。
 
私たちの脳は優れた検索機能を持っていて、
質問に対して、答えを探し出して、回答しようとする性質があります。
 
結果、どうしてこうなったのだろう？という質問をすると
うまくいかなかった原因を探してきて、目の前に提示してくれます
 
そして、、、、落ち込むわけなんです。
 
私がこの話を聞いたのはもう十数年前だったのですが
うまくいかない原因を探し出して、解決することは必要なんじゃないかな？
そんな風に疑問に思っていました。
 
この発想は「脳の取扱説明書」もといわれるNLPでよく言われることで
当時はNLPを学び始めたばかりで
NLPの考え方に多少違和感があったわけです。
 
 
ただ、NLPは、
たくさんの成功者
卓越した結果を残している人たちの
 
思考パターン、行動パターンを研究したうえで作られているので
一考してみる価値があるわけなんですね。
 
そして、よく言われるのが、「原因追求より解決志向」
 
うまくいかない原因を見つけるより
 
どうすれば、自分が望む結果を得られるのか
自分の望む未来を手にするためにできること、やるべきことは何なのか
それを見つけ出して、実行した方が良い
 
ということです。
 
なぜ、解決志向の方が良いかというと
それは「脳の性質」に関わっているそうです。
 
例えば、
失敗したときにその原因を探そうとすると
脳は、まず、その失敗したときのイメージを持ちます
そして、失敗したときの思考・感情・行動パターンの中での発想をします。
 
だからこそ、原因が見つかるわけですが、それを克服して、解決する方法も
失敗したときの思考・感情・行動パターンの中での発想になります。
 
一方、解決志向、未来志向となると
まず、自分がうまくいったときのイメージを持って、
成功したときの、思考・感情・行動パターンの中での発想になります。
 
そして、ただのポジティブシンキングと違うのはここから
 
成功したときの、思考・感情・行動パターンの中で
成功の障害となりそうな要因を見ていきます
 
そしてそれに対する対策を立てていきます。
 
 
成功の障害になりそうなことに対する対応策を
失敗したときの思考・感情・行動パターンで考えるのか
成功したときの、思考・感情・行動パターンの中で考えるのか
 
この違いがあるわけなんですね。
 
 
ビジネスや日常生活の中で、リスクに対する対応策も
当然、必要です。
 
その時に、自分のどんな時の思考・感情・行動パターンの中で考えるのか？
どんな自分を選択するのか？
ここが大切だということです。
 
自分の状態も自分で選択できる。
 
そのことを覚えておいてくださいね。
 

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