24のリミッティングビリーフ(制限となる思い込み)の一つに
<健康であってはいけない>
があります。
このビリーフを持つ人は、「慢性的な体調不良(例えば、疲れやすい、体が重い)」「ストレスがあるとすぐに体調を崩す」「人からの愛情や注目が不足すると病気になる」「風邪をひきやすい」などの症状を示します。
また、自分の健康に関して責任感がなく(低く)、病気になっても休まず、無理をして頑張り続ける人もいます。
これは、健康を大事にできないという事ですが、逆に、心の中のメッセージに反抗して、健康に過剰にこだわる人もいます。
この他、
・ストレスや不安など、嫌な事があるとすぐに体調を崩す
・大事な時に限って(本人にはストレス)熱を出したり、怪我をする
・体に特別に悪いところがあるわけではないのによく病気になる。
・医者から、「どこも体に悪いところはない」と言われたのに実際に体調が悪い
・病気になっても休まない。休めない。
といった事があります。
このビリーフの根本には、「病気の自分の方が愛される」という思い込みがある事が多いようです。
潜在意識レベルで、「愛されたい、健康でない自分の方が愛される」と思っているため、結果として、健康を大切にできなかったり、無理をしたり、結果として、体調を崩して、本当に病気になってしまっているのです。
また、病気がちな親をそのままコピーしてしまう事もあると言われています。
このビリーフを持っている方がセラピーに来られた場合は、まず、病院に行って頂いて、本当に健康に問題がないかどうかをまず、確認する必要があります。
そして、最終的に、
「自分の体を大事にしてもいい」「慈しみを味わってもいい」
と思える事が、このセッションのゴールです。
出典:棚田克彦 あなたの「悩み」がみるみる消える24の方法