ボーリング場の支配人さんだった方のお話しです。
最初にあるボーリング場の支配人を任された時、「とにかく、真剣に、まじめに働いてこそ、人は付いて来る」と信じて、頑張ったのだそうです。
朝は早くから出勤して、率先して掃除をして、本当に真剣に、まじめに働いたのですが、・・・・
ある時、部下が全員、「あの人が支配人を続けるのなら、私たち全員やめます!」と言ってきたのだそうです。
そして、転勤させられ、次の職場に。
ご本人からすれば、たまったものではありませんでした。
「真面目にやりすぎてクビになるなんてアホらしい、こうなったら好き放題やってやる!!」
そして、すごいセクハラ支配人(←こちらが本性だったらしい(笑))になられました。
結果、またしても部下が全員、「あの人が支配人を続けるのなら、私たち全員やめます!」
そして、次の職場へ・・・
そして、両極端を経験したその方は、3つ目の職場から、「ピシッとできるようになった」そうです。(ご本人談)
要はバランスなのでしょうね。
経験から学んだ本人も偉かったけれど、使い続けて成長を待っていた経営者の方も偉いですね。
ただ、これは20年以上前のお話しです。
今の時代は、セクハラ → 即クビ もあり得ますからね。
時代背景も考えないとね。