リミッティングビリーフの例 <子どもであってはいけない> | 根深いブレーキ連鎖を次々と解放させる「お金のパートナーシップ構築プログラム」

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24のリミッティングビリーフ(制限となる思い込み)の一つに


<子どもであってはいけない 


があります。


このビリーフを持つ人は、誰に対しても常に「いい人」「いい子」でありたいと思うため、わがままが言えないという傾向が強くあります。


自分の欲求・気持ちを我慢して他人(の気持ち)を優先しようとします。


長男・長女にこのビリーフを持つ人が多いと言われ、人の面倒見が非常によく、弱い立場の人に対して過度に共感的、同情的です。


子どもの頃から、「お姉ちゃんなんだから、お兄ちゃんなんだから我慢して弟や妹に譲ってあげなさい」と言われてきた人に多いんですね。


また、両親がいつも忙しそうにしていて、「自分だけが甘えてはいられない」と思ったり、両親のどちらかが病気がちであったために、「自分がしっかりしなければ」と決断した時に、このビリーフができると言われています。


看護師さんやセラピスト、福祉関係者など、人の世話をするお仕事についている人が持っていることも多いようです。


このビリーフも、行き過ぎると、様々な悩みの種になります。


・人からどう思われるか、人の評価が気になる

・人前で緊張する、人間関係が苦手

・誰からも好かれたい。誰に対してもいい人でいたい。

・人に甘えられないわがままを言えない。

・「欲しい/いらない」「好き/嫌い」といった意思表示ができない。

・感情表現が苦手で、喜怒哀楽の感情を素直に表現できない。

・子どもや子どもっぽい人が苦手で見ているとイライラする。

・「ああしろ」「こうしろ」と人に対して指示的、支配的になってしまう。(親的な立場をとりたがる)

・弱い立場の人に過度に共感的、同情的で本当は自分が面倒を見てほしいのにいつも人の面倒を見る役回りになってしまう。そして最後には燃え尽きてしまう。


私見ですが、上に挙げた最後の事例が福祉関係施設の方が退職される際の燃え尽き症候群の原因の一つになっているのではないでしょうか。


辛い時には、セラピストとに相談されるのも一つの方法です。


え?セラピストも入ってるじゃないって?

そうなのです、一流のセラピストであるならば、自分のメンテナンスのためにも、自分で他のセラピストのセラピーを受けているのです。


メンタル面の重要性を一番理解しているのはセラピストなのですから、これはある意味当然かもしれませんね。


このビリーフに対する書き換えの基本メッセージは


「良い子でなくてもいい。我慢をしなくてもいい。甘えてもいい。わがままを言ってもいい」です。



出典:棚田克彦 あなたの「悩み」がみるみる消える24の方法