24のリミッティングビリーフ(制限となる思い込み)の一つに
<見えてはいけない>
があります。
このビリーフを持っている人は、とにかく目立つことが苦手、周りのみんなと同じように、横並びでいないといけないと感じています。
人よりできることも、人よりできないことも「見える(目立つ)」ことにつながるので、学校や職場などでは常に平均的で人並みであろうと努力します。
そして、
・自分の存在感を示したり、目立ったりするのが苦手
・自己主張ができない
・人が怖い
・自分がしていることが目立ていないかどうか他の人がしていることが気になる
・(目立つといけないので)好みの服を買えない。買っても人前で着られない。
・大きな声が出せない。(声が小さい)
といったことが悩みとなっていることがあります。
その一方で、見えないこと、目立たないことで、何を得ているのか?を見極める必要があります。
目立たなければ、怒られずに済む。
目立たなければ、私は存在してもいい。
目立たなければ、私は私であっていい。
このビリーフの影で、こうした感覚が働いていることもあります。
こうした心の動きを解除するには、やはり、セラピストの助けがあった方がよいでしょう。
このビリーフに対する書き換えの基本メッセージは
「見えてもいい。できる部分は人から好かれる部分だ。」です。
出典:棚田克彦 あなたの「悩み」がみるみる消える24の方法