そもそも何でビリーフ(自分を制限する思い込み等)なんてものができあがあるのか | 根深いブレーキ連鎖を次々と解放させる「お金のパートナーシップ構築プログラム」

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こんにちは。


私のブログのタイトルにビリーフチェンジとありますが、ここで言っているビリーフとは、自分の行動を無意識レベルから制限してしまっている「変な信念」「間違った思い込み」のことです。


たとえば、<成し遂げてはいけない >というビリーフがあると、いつもあと一歩のところで物事をやり遂げることができません。


では、そもそも何でこんなビリーフが無意識の中に刷り込まれてしまったのか?


ビリーフが出来上がるのは、主に幼少期と言われています。


諸説あるのですが、基本的なものは、乳幼児の頃から始まって、15歳くらいまでに出来上がり、その後は、そのビリーフが正しいことを証明するような強化行動を取るようになると言われています。


そう、赤ちゃんの頃のことをハッキリと覚えている人はほとんどいないから分からないと思いますが、


お母さんやお父さんからの愛情をもらえなくなるということは、すごく怖いことなんです。


なぜなら、お母さんやお父さんなしでは、生きていけないことを知っているからです。


だから、お母さん、お父さんの愛情を得るためには、失わないためには、どんなことでもする。


そのために、こんな時には自分はこんな風に振舞う必要があると固く決心する


これがまず大きな一つの理由。


赤ちゃんは赤ちゃんなりに周りのことをはっきりと認識しています。

そして、自分で、判断したり、決心したりしているんです。


一説には、自分と他者との区別がついていないのではとも言われていますが

(お母さんのお腹の中にいた時にはまさにお母さんと一体だったんですから)


催眠療法でご自分が生まれた直後、


お母さんの隣に初めて寝かされた時にまでさかのぼって退行された方にお話しを聞いてみると


「わ~、こんなところに来ちゃったよ」とハッキリ感じていたそうです。


ただ、乳幼児期というのは、ご存じのようにほんの限られた経験しかしていません。


そのわずかな経験の範囲内で、しかもまだ未熟な判断力で、決心するわけだから、成人した大人から見れば、とても合理的と思えないような判断をすることが多いわけです。


これがもう一つの大きな理由ですね。


我が家でも、うちの子供が小さかった頃、どこかに遊びに行くのに昼ご飯を食べてから行くか、それとも外

で食べるかで妻と意見が違っていて、ようやく意見の一致をみた後、


突然子供から「お父さんがお母さんをいじめた」と非難されたことがあります。


いや、遊びに行く計画立ててただけなんだけど(^^;


もっと小さな頃の、赤ちゃんの感じ方の例を出しましょう。


例えば、生まれたばかりの赤ちゃんを、お母さんが、少し、緊張しながら、そっと、抱っこするとします。


ある赤ちゃんは、そっとだっこされたことに対して、「お母さんは私を大切に思ってくっれている」と思うかもしれません。


でも、別の赤ちゃんは、お母さんのちょっとした緊張を敏感に感じ取り、「私って、お母さんに受け入れてもらってないの?」と感じてしまうかもしれません。


ここでポイントは、お母さんが、あるいはお父さんがどういう意図でそのことをしたかということではありません。


あくまで、子どもが、そのことをどう感じたかということなんです。


だから、これは、必ずしも両親の育て方が原因とかいうことではなくて、仕方がない面もあるにせよ、子ども自身がどう感じたか、そして、どう決心したかのということなんです。


そして、時には、「私は○○であってはいけない」といったビリーフが出来上がってしまうことがあります。


さて、ここから、「でも」という言葉の繰り返しになりますが(苦笑)


では、「ビリーフというのは悪いものなのか?」という質問があります。


違うんです。


成人したいまから見れば、不合理に見えるそのビリーフ。


でも、そのビリーフは、これまでずっと、あなたを守ってきてくれたんです。


でも、そのビリーフがあったからこそ、あなたは今日まで頑張ってこれたんです。


でも、そのビリーフは、お母さんやお父さんの愛情を得るために自分でこうしようと決心して身に付けたものなんです。


ビリーフって、源は愛なんです。


だから、あなたを守っているビリーフは、全て良いものなんです。


これまでのあなたの人生は、それはそれで全てOKなんです。


でも、


もしあなたが、そのビリーフを持っていることで、少し生きづらさを感じていたら、


もし、あなたの行動を何か制限しているとしたならば、


もし、あなたの悩みの原因の一つであるならば


それは手放すことができます。


なぜならば、自分で身に付けたものだから。


自分でこういう時にはこのように振舞おうと決めたことだから。


そう、全ては、「自分で決めたこと」だからこそ、「自分で変えられる」「もう一度自分で決められる」のです。


そう、たとえそれが無意識レベルの決断であっても変えられる。


時にはセラピストのお手伝いが必要かもしれません。


でも、大丈夫です。


今日、ここまで頑張って来たあなたのそのエネルギーを明日からより良い、あなたの望む人生に変えるために使いましょう。