セラピストは、クライアントさんを見送る立場なのだと思う。
セラピストに依存して、ずっと、セラピー受け続けなくちゃだめってことになったら、そのセラピーは成功してないよね。(当り前か!)
悩んでいたクライアントさんが、「ありがとう、もう大丈夫!」っていって、笑顔で帰って行くのを見送る立場。
何かのブロックで躓いていたクライアントさんが、ブロックがとれて、その道で活躍されていたら、物陰からでもこっそり(笑)応援してあげられたらいいね。
クライアントさんが、「もう大丈夫」となった時は、クライアントさんとのご縁が切れてしまう可能性もあるわけで、
それは自分がお役に立てたということで、嬉しいと同時に寂しい気持ちがチラッとしてしまうのかもしれません。
しばらく前に観た、「英国王のスピーチ」をみてから、そんなことを考えていました。
でもこの映画はハッピーエンド。
セラピーが成功すれば、クライアントさんもセラピストもハッピー。
そして、セラピストは静かに見送るだけ。
でも、自分が年齢を重ねてると正直、気にかかる方もいらっしゃいます。
「結婚されると聞いてたけれど、うまく行ってるのかな?」
とかね。
全く余計なお世話なんだけれど。(笑)
このばあい、静かに幸せを祈っておこう。