10/12十文字学園女子大学*授業での講演 | キッチンの科学プロジェクト(KKP)

キッチンの科学プロジェクト(KKP)

キッチンの科学プロジェクト(KKP)は、子どもへの「科学実験ワークショップ」を通じ、「食」「自然」の大切さを伝える科学教室を展開する大学生・社会人団体です。

10月12(日)
十文字学園女子大学
特別授業「食の科学」

昨日から引き続きの、共同代表みせすです(^(^)

秋風が、気持ちいい三連休ですが、

■10(土)新宿環境活動センター
 こどもエコクラブ新宿「お絵かきホットケーキ」
















■11(日)LOFT武蔵境店 
ワークショップ「葉脈標本作り」





■12(月)十文字学園女子大学
 食の科学講義←←←←←←←←←←←←←(いまここ)

一年生の教養科目「食の科学」の特別講師として、授業で講演してきました!



と、3連勤のKKPのワークショップが、やっと終わりました。

食の大切さをときながらも、ひたすら、ホットケーキを過食しながら
必死こいて家で、プレゼンテーションを作り、
フローリングでお風呂も入らず寝落ちしたこと数知れず・・・

迷惑をかけたスタッフのみんな、ごめんね。ありがとう。
でも、やっと!やりきった達成感!
たくさんの笑顔に出会えて、本当に幸せです。






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特に今日の十文字では、

*お絵かきホットケーキの秘密(かっしー先生)
*バナナの遺伝子を見てみよう(みせす先生)

の2つのワークショップに加え、

*なんで「食」を科学するの?
*食育って誰のもの?
*誰のための食育?

と、KKPのはじまりや、みせすの想いを、
精一杯伝えてきました。







最初は、みせすからの問題定義。

「なんで食を科学しなきゃいけないの??」

あるトクホのデータ
(会社で医療統計解析の本読んでて、ひらめいたw)

から、
「科学的に考えられている?」
みんなに問題定義。





そのあとは、かしま、こと、かっしー先生にバトンタッチ。

「お絵かきホットケーキの秘密!」




まず、こげってなーに?

メイラード反応。

かっこよくいうけど、
所詮「こげ」ですからね・・・

これにはみせすも苦笑い(笑)

そのあとは、
*メープルシロップ
*練乳
*はちみつ

入りの生地でどれがいちばんこげるか

グループワークショップをしてもらいました!



こげ具合を比較する実験もクイズ形式で行いましたよー!


お絵かきしてい間にシンキングタイム。





各チームに分かれて、
どれが一番こげるんだろう・・・



どれがこげる?その理由は・・・?


・・・・・・・・

書画カメラをつかって、
ひっくり返すと・・・・!?


じゃん!




*はちみつ、
*メープルシロップ
*練乳

実は、それぞれ、糖度とアミノ酸含有量が違うんです。

かしまの視点にはみせすもびっくり驚き。

さすが共同代表のかしまさんです。
ワークショップのお手本ですね。




ぶたの味噌焼きはすぐこげる。
その理由はアミノ酸・・・・!!!!



そして、
そのメイラード反応は食品だけじゃない。
私たちの体の中で起きている・・・そう「糖化」も。




なんともわかりやすいかっしー先生。


に、

バトンタッチをうけて、
二本立て第二弾。

みせす
「バナナの遺伝子を見てみよう。~いのちをいただきます~」


食べない実験だよ。
でも、キッチンでできる、簡単な実験だよ。




みんなでバナナをつぶして、
こして。





のりきじゃなかった生徒たちも、
思わずみんな楽しそうに実験してる(シメシメ・・・w)




そしてみごと取り出した!

バナナの白いもやもや!!!







バナナにも、遺伝子がある。
ネズミにも、遺伝子がある。

バナナにも、いのちがある。

私たちは、食べ物から、エネルギーを得ている。

いのちを、いただいて、
わたしたちは食べているんだね。



・・・・

最後はみせすのまとめ。




***なんでKKPを立ち上げたの?


***食育って、誰のもの?



食を通じて、広がった、世界。

食育は、あなたのために、ある。



アンケートをみて
>・こげの秘密がわかりました
>・糖分をとりすぎないようにする理由がわかりました。

>・バナナにも命があるとしり、今アルバイトでバイキングのキッチンをしていますが、
>食べ物の排気がものすごく多いので、食べ物に申し訳ないなと思いました。
>毎日食べ物に感謝して命をいただきたいです。

>・KKPさんの活動は、とてもすばらしいなと感銘を受けました。
>食べることは大切なんだと改めて心にしみました。食をもっと大切にしようと思います。

>・食を大切にすること、を改めて痛感させられたので
>自分の今の食生活を見つめ直す良いきっかけになりました。
>食を通じて、人を笑顔にできるのがいいとおもいました。



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食を大切にする人は、誰かを幸せにする力を知っている。
去年、社会人で本当に必死だった時に、
弁当の日プロジェクトのイベントで
九州の稲益先生に教えていただいた言葉。


「食」は、わたしたち、みんなのもの。
だからこそ、よりよく生きるために、
「食育」は、わたしたちのためにある。

KKPで、いままで、やってきたこと。
なんで、ここまで、想いをこめて、突き進んできたか。





この3日間の集大成となる。この講演。

精一杯、

みんなに
そして、自分と、
かしまに向けた、メッセージ。



少しでも、伝われば、いいなと。


「食べることは、生きること。」





大学での講演、という機会は本当にまだまだですが、
本当に、私にとって、大好きな、勉強になる機会です。


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KKPはいま、瀬戸際を迎えているけれど、
ちゃんと、自分のやりたいこと、目指すべき方向の、
自分の中での気持ちが見えた気がする。
あとは、ちゃんと、向き合うだけ。

社会的責任と、社会的使命。
「みせす」だからこそ、伝えられること。
わたしたちでも、伝えられること。

いまを、生きている、ということ。

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>キッチンの科学プロジェクトにかけるメンバーの想いは

>それぞれ違う所もあるけれど、

>メンバーや参加者が笑顔になる瞬間を大切にしたいと思う

>気持ちは一緒だと思っています。



食育って、本来、
自分たちが心豊かになれる活動。

そう。もう一度原点に立ち返り、
みんなで、笑顔になっていきたいと、心から、願う。



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一緒に講演した、鹿島。
そしてスタッフとしてサポートしてくれたはち、りさちゃん、
十文字学園女子大学の皆さま、ありがとうございました!


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