さて、前回の記事の最後にこう書いた。
>まあ、予言的思考しかできない素人に対しては、
「ノストラダムスはこう予言していますよ」
と脅かしておいていいのだが、預言的に考えると、
「確かに、地球人(米朝)はそうしたかもしれないが、地球人だけしかいない訳ではない。悪魔軍団も天使軍団もいる。
地球人がそうしたら、悪魔軍団はどう出るのだろうか?
そのまま放置しておくのか?
それとも阻止するのか?
また、阻止(介入)したとしたら天使軍団はどう動くのだろうか?
その前に義人救出(携挙)を行うのだろうか?
などといろいろ考えられる。
だが、気になった詩はこれだけではない。
それは次回に。
これについて説明していこう。
まず、ちょっと気になった詩から
2-44
天幕の辺りに止まるその鷲は
別の鳥によってその辺りから追い払われるだろう。
シンバル、喇叭、鈴の騒々しさが
婦人の感覚を麻痺させるであろう時に。
(ノストラダムスの大事典の訳)
この詩は以前は、
「元史で実行されたスペースコロニー計画を、未来から戻って来た悪魔軍団が阻止した詩だろう。」
と解釈した。
それは、現実としては「スペースシャトルの(事故に見せかけた)爆発事故という形で現れた」と解釈した。
その解釈は間違ってはいないのだが、預言は多義構文になっている。
そうすると、この詩は、
「別の鳥(悪魔軍団)が天幕を飛ぶ鷲(アメリカ)の爆撃機を追い払うだろう」
とも解釈できる。
つまり、「悪魔軍団が米朝の戦争を阻止した、という今史の予言だった」、
とも解釈できるのだ。
3行目に「喇叭」とあるが、これはヨハネの黙示録に出てくる「ラッパ、トランペット、角笛を指している」、
と考えると、
元史と前史には預言書(聖書)は無かったのだから、「この詩は今史の予言だ」
と考えた方がいいようにも思われる。
2-57
衝突に先立ち、大きな壁が崩れるだろう。
偉人は死ぬ、突然の悲しまれる死。
五体満足でない誕生。大部分の人が泳ぐだろう。
川の近くで大地は血に染まるだろう。
(ノストラダムスの大事典の訳)
さて、この詩が問題だ。
特に1行目、
>衝突に先立ち、大きな壁が崩れるだろう。
この「衝突」とは、「アメリカと北朝鮮の軍事衝突、戦争、アメリカによる先制攻撃」
を指しているのではないだろうか?
そうすると「大きな壁が崩れるだろう」とは?
この「壁」とは「城壁」だろう。
「城壁が崩れる」
といえば、私の説を理解している人は直ぐに、
「ああ、あの話を伏線にしているのか」
と解るはずだ。
本でもブログでも何回も取り上げた「携挙の伏線、モデルケースになっている話」だ。
とすると、
>衝突に先立ち、大きな壁が崩れるだろう。
とは、
「(悪魔軍団が地球人の)戦争を阻止する」
と共に、
「衝突の前に携挙が行われる」
ということを暗示している、
と考えられる。
城壁の崩壊が「最後の審判」を暗示、象徴しているとしたら、城壁が崩壊した時には全ての住人の運命は決定していた、
となる。
他に関連している詩としては、
2-77
弓、火のついた松脂、火によって押し返され、
真夜中に叫びと怒号とが聞かれる。
(敵たちは)城壁の崩落部分から中に入り、
裏切り者たちは地下道から逃げる。
(ノストラダムスの大事典の訳)
3-37
襲撃の前に訓示が宣べられる。
鳶は鷲に捕らわれる、待ち伏せに騙されて。
古い城壁は大砲で打ち破られるだろう。
火と血によって、慈悲を受け取れる者はほとんどいない。
(ノストラダムスの大事典の訳)
3-50
大都市の共和政体は
大変な強情さで同意したがらないだろう、
王が喇叭手 〔らっぱしゅ〕 を通じて外に出るよう命じたことに。
壁に梯子、都市は後悔する。
(ノストラダムスの大事典の訳)
などが考えられる。
私の説を理解している人なら、なんとなくその意味が解るだろう。
まあ、後でもう少し詳しく説明する(かもしれない)が。
携挙の期間だが、
今のところ、合格者は少ないと10人、多くても40~50人くらいで、これ以上は増えそうもない。
それで、40~50人としたら、天使としても義人を引き上げるのに1週間から10日もあれば充分だ。
天使による迎えの船は少ないと思う。
これしかいないのだから大軍団を派遣する必要もない。
1機で充分だ。
まあ、とにかく「携挙開始にはサインを示してくれる」はずだから、サインが示されてから呼ぶのでよい。
ただし、「絶対に3月にある」とは断言していない。
「4月」、「4月と5月」、「3月から6月」、「7月」、「10月」と解釈できる預言もある。
だから、「3月にサインが示されなかったらその後なのかな?」
と考えればよい。
悪魔軍団の「阻止」についても、いろいろな形態が考えられる。
しかし、天使からみると「阻止」というのは「介入」である。
穏便な形態で阻止された、としても、天使は悪魔軍団と顔を合わせるのは嫌だろう。
そうすろと、「介入が始まる前に携挙を済ませる」
というのが普通だと思うが。
「当たった、外れた」という次元の話ではない。
「そう解釈できる預言があるのだから、まず直近のケースに備えておいた方がよい(のではないか?)」
というだけだ。
「当たった、外れた」
なんて問題にしている人は、
「どうせ外れるだろう。当たる訳ないさ」
と思っているのだから、
そういう意地の悪い人、根性の悪い人、を天使が引き取る訳がない。