昨日までに５回に渡って、ノストラダムスが「アンリ二世への手紙」の中で、「１０月に携挙がある（予定だ）｝と記述していたのではないか？
と考察した。
その根拠としては、trnaslation トランスレーション という語が「向こう側へ運ぶ」という意味なので「携挙を意味している（暗示している）」と解釈した。
しかし、読者の中には、
「まあ、１０月に携挙がある、という説は認めるとしよう。でも、それが今年、２０１６年の１０月だ、という根拠はどこにあるのだ？
どこにもそれが２０１６年の１０月だ、とは書かれていないではないか？
来年でもその後でもいいだろう。
どうせ、１１月になって携挙がなければ、『来年でしょう』と先延ばしするんだろう」
と思う人がいるだろう。
まあ、私も「今年、２０１６年の１０月に絶対に携挙がある」
と断言はしていない。
「この１０月に携挙がある可能性が高いと思われるので、もし、合図があったら直ぐに天使を呼ぶように心の準備をしておいた方がいいのでは？」
というだけだ。
もし、本当に携挙があって、携挙が始まったら、準備ができていない人はそれから慌てても手遅れだ。
では、どうして、預言されている１０月に起きるはずの携挙（トランスレーション）が今年、２０１６年だと考えるのか、その根拠を示そう。
それはこのブログでも既に何回も書いているが、ひとつは世界情勢で、もうひとつは先の文で仄めかされている、と考えるからだ。
今日は世界情勢の方から考えてみよう。
これも先に書いたが。
天使は艱難が始まる直前に義人を救出するために携挙を行う。
その艱難というのは悪魔軍団（悪魔的未来人）が地球人を征服する手段としてもたらすものである。
つまり、携挙の期間を決める主導権は悪魔軍団が持っている。
では、悪魔軍団は、いつ地球人征服計画＝艱難を発動するのか？
というと、地球人による地球環境破壊が我慢の限界に達した時に発動するのである。
これの原因は地球人にある。
つまり、地球人による地球環境が酷くなる～悪魔軍団がそれを阻止するために地球人に艱難をもたらす～天使はその前に義人救出作戦（携挙）を行う、
というよに、未来から玉突き式に決定されるのであり、その原因は地球人の環境破壊なのである。
確かに、地球人による環境破壊、環境汚染はじわじわと絶え間なく進行している。
しかし、私は、この緩慢に進行している環境汚染が原因で、悪魔軍団が「もうそろそろ・・・」と決断したのではないような気がする。
これの上に悪魔軍団が決断したトリガーとなる出来事が起きた（起きる）のではないか？
と思える。
それは、第三次世界大戦のような激しい戦争が起きて、核ミサイルが飛び交い、地上の大部分が汚染、荒廃するような事件を地球人が起こしてしまったか、
経済がクラッシュして経済の発展がストップしてしまったか、
などが考えられる。
しかし、第三次世界大戦のような全世界を巻き込む大戦争でなくても、局地的な戦争であっても、核ミサイルが何発か飛び交い、核爆発が何か所かで起きた場合でも、それがトリガーになるのではないか？
と考えるようになった。
そもそも、地球人全体による地球汚染がそろそろ限界に達しているから、悪魔軍団にしても
「そろそろ介入しないとやばいのではないか」
とは思っているだろう。
だから、比較的小さな局地的な戦争であってもそれがトリガーになりうるのだ。
悪魔軍団にしても、数発の核ミサイルなら事前に爆破して阻止することは可能だ。
しかし、悪魔軍団としても地球人の状況にはうんざりしている状況だ。
今までも隕石衝突を阻止するなど、面倒を見てきたかもしれないが、ここで、核ミサイルを数発でも発射したら、
「もう、いいや。面倒見切れないよ。本格的に介入しよう」
と考えても不思議ではない。
いや、当然、そう考えるだろう。
そこで、最近、というか最近でなくてかなり以前からだが、思い当たる、というか危惧しているのが北朝鮮問題だ。
北朝鮮は他国が直接阻止しないのをいいことに、核ミサイルの開発を進めてきた。
それで、今ではアメリカにも到達するような（？）弾道ミサイルをいくつか持っているのではないか（？）と言われている。
当然、日本なんて全国が射程範囲内だ。
そして、何発も同時に打たれたら全部は撃墜できないのではないか？
と言われている。
日本国民は常に「いつ北朝鮮から核ミサイルが飛んでくるかもしれない」
という脅威の下で生活していかなければならない。
そして、北朝鮮は日韓米に対して、強気の挑発を止めない。
一方、日韓米は、「もし、北朝鮮が一発でも韓国か日本に核ミサイルを落としたら、その時は平壌に限らず、北朝鮮全土にミサイルを撃ち込み、北朝鮮という国を消滅させてやる」
と言っている。
これが、単なる脅し合いだけで済むのだろうか？
いつまでこの睨み合いが続くのだろうか？
これがこのまま何年も続く、とは考え難いのではないだろうか？
いつか、ミサイルの打ち合いに発展するのではないか？
という危惧は誰でも持っていると思う。
近未来のいつか、これが現実に起きているかもしない。
さて、先に説明したように、ノストラダムスの７－３４の詩、
ガリアの人々は大いなる後悔の中にあるだろう。
空虚で軽薄な心が軽挙妄動を信じるだろう。
パンも塩もぶどう酒も水も毒も麦酒もない。
最も偉大な者が囚われる。飢餓、寒さ、窮乏。
（ノストラダムスの大事典の訳）
に示されているように、「艱難（疫病による飢饉と窮乏）は冬に起きる」と預言されている。
悪魔軍団からしたら、人口が多い北半球が冬の時期に艱難をもたらした方が効果的だからだ。
悪魔軍団は地球人の世界情勢を見守っている。
いや、前の歴史はこうなっている、というのが判っている。
だから、例えば、トリガー（北朝鮮と韓国、日本による核戦争）が２０１７年の夏に起きた、としよう。
そうすると、その前の冬（２０１６年から２０１７年にかけての冬）に艱難をもたらそう、と計画して実施する（実施した）となる。
つまり、この１１月、１２月に直ぐに起きなくても、
あと１年以内、２０１７年の１０月までにこのトリガー（北朝鮮と韓国、日本による核戦争）が起きたら、この冬、２０１６年の１１月に艱難が始まる、となるのである。
このように、毎月のようにミサイル発射実験と挑発を繰り返している北朝鮮が、あと１年、２０１７年の１０月までミサイルを発射しないでおとなしくしているだろうか？
「北朝鮮も自分からミサイルを打ったら自分達も日滅する、と判っているから本当には打ちやしないさ。ただの挑発、ポーズでかけひきだよ。そんなこと起きる訳ないさ。ま、起きないだろ。そんなこと判りゃしないんだから考えてもしょうがない。目をつぶって考えないようにしよう」
というのは、あまりにも脳天気でただの現実逃避だ。
「未来は判らない」というが、預言書に未来は書かれてある。
確かに、中近東、イスラム国も危ないが、独裁者が実験を握っていてミサイルを打ちたくてうずうずしている、というと北朝鮮の方が危ないように思われる。
聖書では「終わりの時に麗しい国（イスラエル）に向かって軍隊が侵攻してくる」
と預言されているので、それを文字東通りに解釈している研究家が多い。
しかし、イスラエル（ユダヤの地、約束の地）というのは地球の暗喩であり、あれは喩えであるから現実には起きない、と考える。
聖書の舞台は中近東で、ノストラダムスの主要舞台はヨーロッパだ。
だから、そこから遥か離れた極東の北朝鮮、韓国、日本は地名として挙げにくいから出てこない。
しかし、預言というのは、ユダヤ中心、フランス中心、中近東だけ、ヨーロッパだけに予言されているのではない。
全世界、全地球人を対象に書かれてある。
全て、喩え、暗喩、象徴で書かれてあるのだ。
だから、極東の戦争が預言されていない、からといってそれが起きない訳ではない。
このように考えると、悪魔軍団の我慢も限界だから、
今年の冬に（この１１月から）艱難が始まる。
だから、その直前、１０月に携挙がある、と考えた方がいいのではないのだろうか？
とは言っても１０月も残り２０日しかない。
実際の携挙の期間は１０日から７日くらいだから、目前に迫っている。
「ブログも休んで、様子を見てゆっくりするか」
とも思うのだが、言葉が浮かんでくるのでひとまず書いておこう。