歴史の変遷と個人の運命、自由意志による運命の選択 その1 | 浅利幸彦の預言解読講座

浅利幸彦の預言解読講座

預言書(主に聖書とノストラダムス)を解読して未来を明らかにしていきます。
未来において艱難が起きますが、その前に天使軍団(天使的未来人)による義人救出=携挙、が行われる、と預言されています。

ここのところ「時空の構造と歴史の変遷」について説明してきた。
だが、これは、「地球人全体を一つのものとして考えた説明」である。
では、個人の運命はその中でどうなっているのだろうか?
各個人の運命はその歴史の変遷の中でどう変化し、あるいはどう翻弄されてきたのだろうか?
そして、その変化の中で、
「自分自身で運命を変えることができるのか?
自由意志によって自分の運命の選択が可能か?」
ということについて考えてみよう。


これは身近で興味深い問題である。

特に、私達、今2015年という時に生きている私達の運命が、今まで説明してきた歴史の変遷によってどのような影響を受けてきたのか?
そして、これからどうなるのか?
について考えてみよう。


まず、元史=最初の歴史から考えよう。
元史というのは、
地球人は物質文明だけを発展させていって、2000年頃にスペースコロニー計画を実行してしまった。
つまり、一部の人達だけが宇宙に避難して、地上に残された人達を全部殺処分したが、地球までも破壊してしまった、
という歴史である。


私達の大部分は、地上に残されていただろうから、2000年頃の大艱難、宇宙から電磁波ビームを浴びたか、核戦争に巻き込まれたか、ポールシフトの大津波に巻き込まれたか、核の冬で凍死したか、のいずれかで既に西暦2000年頃に死んでいた。
地球はポールシフトと核の冬で凍りついたアイスボールになってしまったのだから地上に残された者達は絶対に助からない。
宇宙へ脱出できたグループに入っていない限り、既に2000年頃に死んでいた。
2015年の時点ではとうに死んでいたのである。


では、前史=悪魔軍団だけが戻って来た歴史、ではどうだろうか?
悪魔軍団が歴史に干渉し始めるのは1985年頃のスペースシャトル爆破からである。
彼らはそれ以前の歴史には干渉していないので、1985年までは元史と前史の歴史は全く同じである。


前史では、私達はまだ生きている。
地球もまだ生きている。
ポールシフトも核の冬も起きていない。
悪魔軍団がスペースシャトルを爆破させて、スペースコロニー計画を阻止したのでポールシフトも大津波も核の冬も起きなかったのである。
だが、「じゃあ、助かったんだ。悪魔軍団よありがとう」
と礼を言うのは早い。


彼らは地球人を救うために地球の破壊計画を阻止したのではない。
いずれ自分達が地球に移住するために、地球人による地球破壊計画を阻止しただけだ。


では、前史の2015年頃というのはどういう世界だったのだろうか?
世の中も今と大して違わないかもしれない。
だが、大きく違っているかもしれない。
というのは、前史には、まだ天使軍団が戻って来ていない。
だから、聖書が無い歴史なのだ。
ということはキリスト教も教会も無い。


イスラム教は旧約聖書を聖典にしているからイスラム教も無いはずだ。
となったら、ヨーロッパやアメリカ、中近東はどのような状態だったのだろうか?
これらの地域にキリスト教とイスラム教が与えた影響というのは計り知れなく大きい。
これらの地域は

「キリスト教とイスラム教を中心にして歴史が形成されてきた」
と言っても過言ではない。
これらの世界で宗教という軸が外されたらどういう歴史で、どういう世界だったのだろうか?
宗教を取り除いて、ただ物質文明だけを発展させてきた歴史、といってもちょっと想像がつかない。


今の世界情勢を考えても、イスラム教が無ければ、今問題になっているIS、イスラム国もないだろう。
また、ユダヤ人というのは「聖書の民」と言われているから、彼らはどうなっていたのだろうか?
今のイスラエルという国もないはずだ。
また、ローマにはバチカンも無い。
ヨーロッパの町の中心には必ず教会か大聖堂があるが、それも無い。
宗教は精神的、文化的、芸術的な拠り所だった。
その宗教が無い、となるとかなり様相が違っていたと思われる。

また、ヨーロッパと中近東では、キリスト教徒とイスラム教徒の戦争、あるいは、キリスト教の中でもカトリックとプロテスタントの間で行われた宗教戦争、イスラム教の中でも、スンニー派とシーア派による戦争など、宗教間、宗派間の戦争が果てしなく繰り広げられてきた。
そのもととなった宗教自体が無かったら?

それらの戦争が無かったら、その戦争で死んだ兵士は死なずに済んだ。
となると結婚して子供を生んだかもしれない。
じゃあ、その子孫は今に続いているはずだ。
しかし、人間というのは何かにつけて争い、殺し合いをするから、宗教が無くても国家間、民族間で勢力争い、領土争いを繰り広げていたはずだ。
じゃあ、その戦争で殺された人やその子孫はどうなった?
と考えるときりがない。

地球人の中でかなりの「入れ替え」があったはずだから、今(今史で)生きている人が、元史と前史でも同じ国、地域、家族で生活していた、とは限らない。
いや、今と同じ環境で暮らしている、と考える方がおかしい。


日本はキリスト教もイスラム教の影響は少ないのだが、仏陀、仏教も天使が付加した宗教だとしたら、お寺も無い、各宗派も無い。
神社も無いかもしれない。
としたら、やはり相当歴史が変わっていた。様相が違っていただろう。
それは考えたところで解らないし、考えても仕方ないのだが。


だが、それは別として、「この世=地球人の時代」が今、2015年の時点でもまだ続いていたから、地球人はまだ生きていて普通の生活をしていた。


しかし、2016年の7月からは悪魔軍団による大艱難が始まる。
これはもう予定されている。
ちょっと先のテープにはこれが既に録画されている。
これは変えようがないし、1年後にはその大艱難が再生、再現されていく。
だが、元史と前史の人達はそれを知りようが無い。
天使はまだ戻って来ていないし、預言書も無いから知りようがないのだ。
誰も未来を教えてくれないから、未来を事前に知った人はいない。

「予言者、超能力者がいるじゃないか」
というかもしれないが、そんなものはあてにならない。


となると、もし、私がこの時代に生きていたとしても、私はこんなブログは書いていない、となる。
聖書もノストラダムスも無いのだから「預言解読講座」なんてブログを書いているはずがない。
何をしていたんだろうか?
また、今、このブログを読んでいるあなたも、何をしていたんだろうか?
誰一人として未来は解らない。

そして、1年後の2016年7月には全員が大艱難に巻き込まれていく。
日本にいた場合、輸入と物流がストップするので、ほとんどの人は餓死していくだろう。
あるいは、何とか生き延びて2017年の悪魔軍団の降臨を見られたとして、選別にもパスしたとしても奴隷にされるだけだ。
そして、年老いたら処分されるのだから、数十年生き延びただけだ。


結局、元史と前史では、救済された人は一人もいなかった、となる。

つまり、元史と前史においては、地球人の中で2015年の時点で生きていた人達の中で真に救済された人=永遠の命を得られた人、は一人もいなかったのである。


「天使軍団と悪魔軍団は永遠の命を得ているじゃないか」
と言うかもしれないが、彼らは宇宙へ脱出した人達の子孫である。
彼らは宇宙で生まれたのであり、2015年の時点の地球にはいなかったのである。

では、今史=この歴史ではどうなるのだろうか?
それは明日考えよう。