歴史の変遷をビデオテープの再録画=上書き、を例に取って説明する。その9 | 浅利幸彦の預言解読講座

浅利幸彦の預言解読講座

預言書(主に聖書とノストラダムス)を解読して未来を明らかにしていきます。
未来において艱難が起きますが、その前に天使軍団(天使的未来人)による義人救出=携挙、が行われる、と預言されています。

昨日の説明で来史=天使軍団が地球の覇権を取った歴史、になったからといって、そんなに簡単に全員が救済されて全員が幸福になれるものではない、と解っただろう。
ただ、来史、というのは、

「キリスト教でいう御国、地上天国、キリストが支配する義の王国、新しいエルサレムが地上に出現した」、

と想定する人類の最終目標が叶った究極の歴史なのである。


「まあ、(いろいろまだ問題はあるにしても)この歴史まで至ったら、この天使王国は永遠に続くだろう、
歴史の歯車が逆回転して、悪魔帝国の歴史に戻ることは無い」、
と普通は思われるのではないだろうか?
しかし、そうでもないのだ。
ここからまだ悪魔軍団の逆襲があることも考えられる。

先日、次のように書いた。

>これでは悪魔軍団もどうしようもない。
ウイルスをばら撒いたところで疫病も起きなければ大飢饉も起きない。
「地球人が大混乱になって3分の1が死に絶えたところでキリストを装って降臨する」
という計画が全部無駄になってしまった。
「う~ん、これではどうしようもない。
地球人征服計画は中止だ。
ひとまず撤退して作戦を練り直そう」
と本拠の惑星に帰っていった。


どうだろうか、今度は悪魔軍団が地球からはじき飛ばされてしまったのである。
しかし、その前にこう書いた。


>歴史に介入する能力を持っているグループが不満を持っていたら、やはり、目的を達成するまで、何回も介入してくる、と考えるのが自然だ。


今度は地球から追い出されて、覇者から転げ落とされてしまった悪魔軍団が現状に不満を持っている。
悪魔軍団がおとなしく本拠の惑星で我慢しているだろうか?
悪魔軍団を封じ込められるだろうか?
悪魔軍団が地球の覇権を天使軍団から再奪取するように活動し始めるのではないだろうか?


そもそも、1999年に地球人が天使軍団を迎え入れた時点で、彼らが何も対策を取らないでただ同じ作戦を行ってくる、と考える方がおかしい。
全く同じ作戦を行ったら無効にされるくらい解るだろう。
天使が地球人にウイルスに効くワクチンを大量に生産し始めている時点で、
「こりゃあ、前と同じウイルスを使っても効果無いだろうな。
じゃあ、別のウイルスを使うか」
と考えるのが普通だろう。
違うウイルスを使われたら2016年の疫病は防げないし大飢饉も起きる。
結局、悪魔軍団の方が勝利するのではないだろうか?
それを見て、天使軍団も悪魔軍団がどんなウイルスを使うのかを探り出すだろう。
ここで水面下の(宇宙での?)情報合戦が繰り広げられるはずだ。


あるいは、悪魔軍団は1999年以前まで遡って、地球人が天使軍団を迎え入れないように妨害工作をするか?
天使の啓蒙活動を妨害する、など、いろいろな手が考えられる。
一度天使軍団が勝ったからといって、永遠に悪魔軍団の侵略を阻止できるとは限らない。
悪魔軍団の逆襲により悪魔軍団が地球の覇権を再び取り返す可能性もある。
もし、そうなったら、また「天使軍団が・・・」
となってきりがない。

地球の覇権を巡って二つのグループは永遠に覇権争いを繰り広げていくのだろうか?

このように、地球人は両陣営の間で振り回される。
しかし、考えようによっては

、「悪魔軍団と天使軍団のどちらが地球の覇権を取るのか?を決める決定権を握っているのは地球人だ」
とも言える。


これは三者の中では圧倒的に地球人の人口が多いからだ。
悪魔軍団にしろ、天使軍団にしろ、

「地球人を自分達の味方につけた方が地球の覇権を取る」
とも言える。
あるいは、これは、

「地球人が自分達の主人に選んだ陣営の方が地球の覇権を取る」
とも言えるのだが。


つまり、審判の時=1999年の時点で、地球人全体がどこまで成熟しているか?目覚めているのか?
が問題であり、

「その時点の成熟度によって、それに相応しい主人が来る」、

と言える。

審判の時=1999年に地球人がまだ目覚めていないで、地球の中での覇権争いなどに終始しているから悪魔軍団に付け入られる隙を作ってしまっているのであり、

地球人が完全に目覚めていて一致団結していれば、悪魔軍団の誘惑の罠を見破り、天使軍団を呼んで悪魔軍団の侵略を阻止して、そこには自然に御国、地上天国ができる。


今のように、この期に及んで、
アメリカがどうの、中国がどうの、ロシアがどうの、とワイドショーで評論家が議論しあっているのを真面目に聴いているようではどうしようもない。
それが既に低次元で手遅れだ、ということに全く気がつかないのである。
地球人の中で地球の覇権争いをしている時では無いのに。
ましてや芸能人のゴシップにうつつを抜かしているようでは、その脳天気さにただ呆れるしかない。


このように、人類は何度も歴史を変遷させながら成熟度を高めていくのである。
これは聖書の「主はその民を鉄の炉に入れて何度も精錬する」という喩えを連想させる。


そもそも、サタン、悪魔軍団というのも神の被造物のひとつであり、
「不完全なものを食い潰す」
という重要な役割を担っている。
存在意義があるから存在しているのだ。
だから、地球人と天使にちょっとでも隙があれば、そこを突いて覆そうとしてくる。
この悪魔の攻撃を万全に防御できてこそ「完全な神の国=御国」ができるのである。


あるいは、最終的には、悪魔軍団も己の愚かさ醜さに気付き、改心して、それを同じ人類として御国=天使王国に受け入れてあげるのだろうか?


天使軍団も、地球人も、元悪魔軍団も、全ての人類が目覚めて楽園となった地球で永遠の至福を享受する。
これこそが究極の、そして、真の「神の国」であり、聖書にはそれを描写した記述があるが、果たして本当にそれは可能でいつか実現できるのだろうか?