歴史の変遷をビデオテープの再録画=上書き、を例に取って説明する。その7 | 浅利幸彦の預言解読講座

浅利幸彦の預言解読講座

預言書(主に聖書とノストラダムス)を解読して未来を明らかにしていきます。
未来において艱難が起きますが、その前に天使軍団(天使的未来人)による義人救出=携挙、が行われる、と預言されています。

さて、このシリーズも長くなったが、実は「歴史の変遷」はこれで終わりではない。
「えっ、今史=今の歴史まで説明したからこれでもういいじゃん」
と思うかもしれないが、この先、まだまだ歴史は変遷していくかもしれないのである。
「かもしれない」と書いたように、ここから先は「未だなっていないもの」であり、あくまでも「予想」である。


地球人の歴史に介入して歴史を変更させていく能力をもっているのは、タイムマシンを持っていてタイムトラベルができる集団である。
それには悪魔軍団(悪魔的未来人)と天使軍団(天使的未来人)の二つのグループがある。
この二つのグループは既に地球人の歴史に介入して歴史を何回も変更させてきた。
彼らが何の為に過去の歴史に介入してきたのか?
という目的は、地球の覇権を取るためだ。
つまり、「地球と地球人を自分達のやり方で支配し管理していきたい」
と思って、この目的を実現させる為に地球人の過去の歴史に介入して過去の歴史を何回も変更させてきたのである。


では、悪魔軍団と天使軍団について、それぞれ現状とこれからの展望について考えていこう。
まず、悪魔軍団についてだが、彼らは既にこの目的を達成してしまっている。
彼らは2016年の7月から地球人征服戦略を発動し、2017年の末頃にはこの目的を達成し、彼らの仲間達も順次もと住んでいた惑星から移住してきた。
数年のうちに全員の移住が完了しただろう。
そこで、彼らは地球という惑星の全て、資源も地球人が過去に築き上げた財産も全て奪い取って、支配者として贅沢三昧の生活をしている。
この生活には何の不満も無い。
現状に満足している。
ということはもう歴史を変更させる必要は無い訳だ。
いや、むしろ、過去の歴史を変更されてしまっては困る。


では、天使軍団の方を考えてみよう。
彼らは今回も地球の覇権を奪い取ることに失敗してしまった。
それで、やむなく本拠の惑星に帰ってそこでの生活を続けている。
その惑星もまあまあと言えるかもしれない。
しかし、この宇宙に、「地球というもっと素晴らしい惑星がある」、と知ってしまった以上、やはり、どうしても地球に住みたい、と思うだろう。
この思いはどうしても日々強くなる。
ただし、いくら地球に住みたい、と思っても、今回の失敗があまりにも悲惨な結果に終わったので
「地球の覇権を取るのは無理だろう。もういいや、潔く諦めよう。この惑星で仲間どうしで細々と暮らしていけばいいさ」、
と諦めてしまったら、彼らが地球の歴史に介入してくることは二度とない。
そうしたら歴史の変更もなくなる。
歴史の変遷も終わり、この歴史が永遠に続く。
テープに新しい映画が録画されることは無くなるのである。


ところが本当にこれで済むだろうか?
彼らは永遠の命を得ていて永遠に生きているのである。
何十年も経てば、またトライしたくなるのではないだろうか?
「もう懲りた。諦めよう」、と一時は思ったがやはりどうしても諦めきれないのではないだろうか?
となると、地球の覇権の奪取にもう一度トライしてみようか、となる。

歴史に介入する能力を持っているグループが不満を持っていたら、やはり、目的を達成するまで、何回も介入してくる、と考えるのが自然だ。
つまり、これから更に歴史に介入して歴史を変更させてくるグループ、というのは天使軍団しかいない。


では、天使軍団の立場になって考えていこう。
天使はどう考えてどう行動するのだろうか?
これからは予測である。

まず、天使達は今回の失敗の原因をいろいろ究明しようとする。
対策はそれからだ。
どうしたらいいのだろうか?
やはり、期限=1999年までに地球人を自分達の味方に付けて提携連合して悪魔軍団の侵略を阻止するしか他に方法は無い。
どう考えてもこれ以外に方法は無いのだ。
しかし、これは前回やって既に失敗した。


いや、失敗したのは今回が初めてではない。
実はそれそれまでに10回も失敗していて、先の失敗は11回目だったのである。
今の聖書だって第11版、11バージョンめかもしれないのだ。

何故失敗したのか?
というと、期限=1999年までに地球人に真実と未来を理解させることができなかったからだ。
では、その理由は何か?
というと、まず、「テキスト=預言書(聖書とノストラダムス)自体が難しくて地球人に理解させられなかった」ということが原因だと考えられる。
確かに、暗喩、象徴を多用して暗示したから一般の人には理解し難かったのかな?
とも思える。
もっと解り易いテキストに変更した方が良いのでは?
とも思える。
そうすると、預言書を書き直して、その新しい版の預言書を歴史に再付加し直さなければならない。

これはできないことはないが、結果が判明するまでに非常に時間がかかる。
例えば、ノストラダムスの作品を手直しして新しい版を付加し直したとする。
そうすると、結果が出るまでに、あと約500年間待たなければならないのである。
西暦1500年に遡って、ノストラダムスの作品の新しい版を付加し直したとする。
その時間系が結果が出る期限の時=1999年になるまで約500年間待たなければならないのである。


この時間をはしょって早回しにする、ということはできない。
あくまでも、この「時間の流れ」の中で考えていかなければならないのだ。

いくら永遠の命を持っている彼らにしても、「500年間待つ」というのは大変だ。
もし、新約聖書やイエスの話を新しい版に変える、としたら約2000年間というもっと長い間待たなければならない。
これは、もっと大変だ。


だが、別のもっと手っ取り早い方法もある。
実は天使は、預言書の解読者、解説者を用意しておいて、時が来たらその解読者が預言書の解説をする、という計画を立てていた。


「地球人の中の誰かが解読してくれるだろう」
というのでは心もとない。
クイズを出しても正解者が出なかったらどうするのだ。
地球人全体に正解を理解させなければ天使の目的は達成できないのである。


となると、「真の解読者」を天使の方で用意しなければならない。
いや、実際に用意しておいて、時が来て、その者に預言書の解読を始めさせた。


これには「地球人だけでは預言書の真意は解らないだろう」

という見込みもあったのだが、

実は、もっと別の理由もあった。

というのは、天使は「預言書の解読者を予め指定していた」

天使が指定した解読者に解読して貰わないと困るのだ。

それは、「天使が一貫して地球人を教育している」

ということを理解させないとならないからだ。


つまり、指定された解読者が指定された時になったら解読を始めるように仕組んでいたのである。

「その指定された解読者が解読作業をする」

という前提の下で聖書もノストラダムスも作成されているのである。


とすると、

「では、お前が真の解読者だ、という証拠でもあるのか?」

と当然質問されるだろう。

それも予想されるので、聖書とノストラダムスにその真の解読者の証拠を組み込んでいた。

それも暗号で仕掛けて作成したのである。


なお、この「真の解読者」だが、これは天使軍団の誰かが直接その時代の地球に行ってやらなくてもよい。

ちょうど、その時代に「預言作成班のメンバーの中の一人の前生(過去世)の者」がいた。

その者とは波動の周波数が同じなので、完全にテレパシーでやり取りができるのである。

だから、その者を解読者=仲介者としてやらせるようにした。


ところが、その指定された解読者が解説を始めて直ぐに

「いやあ、今の地球人にはいくら説明しても理解されないなあ」
と思って早々に諦めてしまったのだった。
あんなに綿密に計算して計画して預言書と作成して歴史に付加して、と努力してきたのに、最後になって「こりゃ駄目だ」と意外に早く諦めてしまったのである。

このように全体救済=天使軍団の地球復帰は早々に諦めてしまったのだが、まだ、個人救済=携挙という仕事が残った。
これも「そんなにいないだろう」
とは思ったのだが、約束した以上は途中で止める訳にはいかないし、義人を見捨てるのも可哀相だ、ということで携挙の予定期間に義人を集めたのだが、結局153人しか集まらなかった。
それで、その153人を引き上げて本拠の惑星に連れて帰ったのである。
(これは前回の結果である)


この預言の解読者にテレパシーを送って預言書の解読させる、という計画は1985年からスタートさせた。
1985年から1999年までの14年間が、まず「天使の地上復帰=全体救済」の実現化に対して与えられた期間である。


今回は失敗してしまったのだが、その失敗の原因を究明して、「もう少し、ここを変えてみたらどうだろう」としたら、もっと短期間ですむ。
1985年の状況を変えたら、1999年まで14年間待つだけでいい。
これならずっと簡単で待つ時間も少ない。


まあ、この二つの方法があるのだが、天使がどっちの方法を採るのかは天使でないと解らない。
まだ検討中なのか?
まだ検討中で実際に行動していないのならば、過去=後続している時間系、に変化はない。
テープに次の映画はまだ録画されていない。

だが、もしかしたらもう既に天使は12回目のトライに着手しているかもしれない。
聖書にしても、既に第12版めが作成されていて歴史に付加されているかもしれない。
もし、そうだとしたら、我々が習ってきた過去の歴史も既に変更されているかもしれない。
映画Dが録画されているかもしれない。


例えば、私達にタイムマシンが与えられて10世紀の地球(1000年後続している時間系)に行ったとする。
そこで聖書を読んだら、それは第12版の聖書で今の聖書とは違うし、世界の様子も歴史で習っていたものと微妙に違う、ということも有り得る。
300年前の17世紀に遡ってノストラダムスの作品を読んだら、
「アレッ、ちょっと(あるいはかなり)違っているぞ」
ということも有り得る。
あるいは、1日前の過去=1日だけ後続している時間系、だって、既に天使が介入していて変更されているかもしれない。
天使はそれを知っているだろうが、我々は天使から教えて貰わない限り、それは知り得ない。


この天使の歴史介入は、ちょうど、映画監督が一旦出来上がった映画、ドラマを見て、
「う~ん、どうもイメージと違うなあ。このままじゃ納得できない。これじゃあ失敗作だ。ここのところの脚本を直して撮り直そう」
として撮り直しをしているようなものだ。
映画は何度でも取り直せるし、テープには何回でも上書きできるのだ。
だから「歴史の変遷はこれで終わった」
とは言えない。
これからも、まだまだ歴史が何回も変更されていくかもしれないのである。