天使が艱難前携挙にしなければならなかった必然的な理由。その4 | 浅利幸彦の預言解読講座

浅利幸彦の預言解読講座

預言書(主に聖書とノストラダムス)を解読して未来を明らかにしていきます。
未来において艱難が起きますが、その前に天使軍団(天使的未来人)による義人救出=携挙、が行われる、と預言されています。

では、昨日書いた
>だが、天使の立場に立って考えると、「艱難中携挙が、艱難後携挙では駄目で、どうしても艱難前携挙しかできない」
という必然的な理由があったのだ。


について考えていこう。
だが、これを理解するためには、まず、時空の構造と歴史の変遷について理解しなければならない。
ただ「預言を解読して未来を予め知る」というだけでは不充分だ。
現象ではなくて、「それがどうしてそうなったのか?」
というその裏に潜んでいる
理由を知ることが重要である。

その為には、天使の事情、立場、天使が置かれている状況を理解しなければならない。

それには、まず、歴史の変遷を知る必要がある。


天使軍団(天使的未来人)がタイムマシンの開発に成功して、未来から過去の地球に戻って来た時には、既に地球の覇権は悪魔軍団(悪魔的未来人)によって盗まれていた。
つまり、悪魔軍団の方が先にタイムマシンの開発に成功して、先に未来から戻って来ていたのだ。
天使軍団は遅れをとってしまっていたのである。
それで、天使軍団は歴史を詳細に調べた。
すると、何度も解説したように、


「悪魔軍団は2016年の7月から疫病をばら撒き、大飢饉を誘発させて地球人の人口と勢力を削減して、2017年の4月にキリスト=友好的宇宙人を装って天から降臨して、地球人を騙して地球の覇権を盗み取ってしまった」、

という歴史(前史)が判った。
天使軍団はこの状況をふまえた上で、悪魔軍団から地球の覇権を奪い取る為に、聖書とノストラダムスの預言書を作成し、歴史に付加して地球人を自分達の味方につけようとしたのである。

天使は、その第1目標として「1999年までに、地球人が天使軍団を呼ぶように仕向けること」、を設定した。
それは、「地球人と天使軍団が提携し協力しても、悪魔軍団の侵略に対抗できて、それを阻止できるようになるまでは約17年間くらいの準備期間が必要だろう」
と計算したから、2016年の17年前の1999年を

「地球人が天使軍団を呼ぶタイムリミット=イエス再臨の予定時=天使の地上復帰が叶うタイムリミット」

と設定したのである。


そして、1999年までに地球人が天使軍団を呼ばなかった場合は、天使軍団は地球の覇権を奪い取ることを諦めなければならないが、それでも義人がいたら、その義人だけでも救出してあげよう、ということで義人救出作戦=携挙を計画してあげたのである。
携挙というのは、決してメインの目的ではなくて、慈善事業、ボランティア、余興なのである。


天使は、「歴史の変更」を企てた。
つまり、前史を来史に変更させようとしたのである。
もう一度各歴史を簡単に説明すると、


元史 ~スペースコロニー計画を実行して地球を破壊してしまった歴史

前史 ~悪魔軍団だけが未来から戻ってきて地球の覇権を奪い取ってしまった歴史。
今史 ~天使軍団が遅れて戻って来て福音預言書を付加した歴史。
来史 ~地球人が1999年までに天使を呼んで、天使軍団と提携して悪魔軍団の侵略を阻止できた歴史


というものがあり、このように歴史は変遷していく。
この歴史は「今史」であり、今回も来史への移行には失敗してしまった。

預言書には、これらの歴史の変遷が象徴技法を駆使して描写されている。
ただし、「ここは前史の描写ですよ。ここから今史の描写になります。そしてここの部分は来史の描写ですよ」
と懇切丁寧に解説されてはいない。
しかも、異なる歴史が並列、混合、錯綜されて描写されているので余計に難しい。
それを自分で読み分けていかなければならない。
「自分で読み分けて解読しなさい」
というように非常に不親切な書き方をしてある。
だから、今まで解読できなかったのである。


さて、天使にとって、前史、というのは、今そこに存在している歴史である。
それは悪魔軍団が地球を支配している不都合な歴史である。
それを、天使にとって都合が良い歴史=来史=天使が地球と地球人を支配管理している歴史=天使王国の実現、へと変更させなければならない。

では、そうする為にはどうしたらいいだろうか?
天使は、まず、「前史をどのように変更させていこうか?」
というプランを立案した。
次に、そのプランを実現化させるためのテキストとして預言書を作成して地球人に与えたのである。


今回はもう来史への移行=天使の地上復帰、は無理なので、携挙に絞って考えていこう。
まず、天使は「携挙を行おう」と考えた場合に、「いつ携挙を行ったらいいのか?」
という携挙の時期と期間について協議をしただろう。
あなたが、この天使軍団の中の預言書作成班のメンバーの一人だったとしたら、どういう意見を提案するだろうか?
これを考えていくのである。

その為には、完全に「天使が置かれている状況」を理解し、気持的、心情的にも完全に天使達と同調させなければならない。
そうすれば、自ずから「携挙の最適期間がいつなのか?」
が判って来るはずだ。