ノストラダムス 第10章71番 大地と大気は非常に大きな水を凍らせるだろう、 | 浅利幸彦の預言解読講座

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預言書(主に聖書とノストラダムス)を解読して未来を明らかにしていきます。
未来において艱難が起きますが、その前に天使軍団(天使的未来人)による義人救出=携挙、が行われる、と預言されています。

有名な10-72(1999年7の月の詩)の前にある詩である。


ノストラダムス 第10章71番


大地と大気は非常に大きな水を凍らせるだろう、
人々が木曜日を崇拝しに来るであろうときに。
(未来に起こるであろう)そのことは、(過去には)決して美しいものではなかった。
四方から、人々はそれを賞賛しに来るだろう。
(ノストラダムスの大事典の訳)


1行目、
大地と大気は非常に大きな水を凍らせるだろう

これは元史(最初の歴史)におけるスペースコロニー計画の結末の描写である。
宇宙へ脱出した人達が地上に残された人達を全部処分しようとして地球に電磁波を浴びせた結果、ポールシフトを誘発させてしまった。
その時核戦争も起き、核の冬が起き、地上は全面が凍りついてしまったのである。


2行目、
人々が木曜日を崇拝しに来るであろうときに。

これは先日取り上げた1-50の2行目
木曜日を自らの祝日とするであろう者が。

と関連している。


「木曜日を崇拝させる者」とは、昨日説明したように「聖書、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教を廃棄させる者」だから、悪魔軍団を暗示している。
となるとこれは今史(今の歴史)の21世紀以後の記述である。
悪魔軍団が地上に悪魔帝国を建設してしまった、という描写である。


昨日解説した1-50からそれが解る。
これは1-50が伏線となっていて、1-50を理解している、という前提で作成されている。
1行目は元史の描写で2行目は今史の描写だから、ここで歴史がポンと飛んでしまっているのである。

3行目、
(未来に起こるであろう)そのことは、(過去には)決して美しいものではなかった。


この行はフランス語の時制の違いを考慮してこのように訳したのだという。
しかし、これは単一歴史観=歴史はこの歴史がただ一つしか存在しない、

という思考の下では理解できないだろう。
つまり、これは、
21世紀以後の地球の状況は美しいが、元史においては、それは決して美しいものではなかった。
という意味だ。

すなわち、「元史の21世紀以後の地球は凍りついた惑星であったが、前史になり、悪魔軍団が未来から戻って来て、スペースコロニー計画を阻止したので、地球は破壊されずに、21世紀以後も以前同様に美しいままだった。」
という意味で、21世紀以後の地球が元史と前史では違ってしまっている、ということを表現している。
これは、「歴史の変遷」を理解できないと、この言葉の真の意味は理解できない。

2行目と3行目、
人々が木曜日を崇拝しに来るであろうときに。
(未来に起こるであろう)そのことは、(過去には)決して美しいものではなかった。

、「悪魔軍団が未来から戻って来て、スペースコロニー計画を阻止したので、21世紀以後の地球は破壊されずに美しいまま存在している」
ということを表現している。


4行目、
四方から、人々はそれを賞賛しに来るだろう。


この「四方から」とは、「全宇宙から」という意味だろう。
悪魔軍団がスペーコロニー計画を阻止したので、21世紀以後も地球は美しいままである。
だから、「全宇宙の全時空に散らばっていた未来人は、21世紀以後の地球の覇権を取って移住したくて、地球に集まって来た」
という意味である。


これは、悪魔軍団も天使軍団も全ての未来人(スペースコロニー計画の生き残りの子孫)が21世紀の地球に集結している、ということだ。
人々はそれを賞賛しに来るだろう。


と婉曲に少し柔らかく表現しているが、実際は

「地球の覇権を取って、地球を自分達のものにして移住したい」

と極めて生臭い覇権争いを繰り広げているのだ。


結局この詩は、
元史のスペースコロニー計画によって地球は凍りついた惑星にされてしまった。
しかし、悪魔軍団が未来から戻って来て、スペースコロニー計画を阻止したので、地球は破壊されなくなった。
その21世紀以後の美しい地球の覇権を取って移住しようと、全宇宙に散らばっていた未来人が集結して覇権争いをしている。

ということを象徴技法を駆使して描写、表現しているのである。


この詩は、「象徴技法と5次元的思考=歴史が変遷していくという思考」、を受け入れないと理解できないだろう。
これの両方を受け入れない人はチンプンカンプンでトンチンカンな解釈しかできない。