イエスの言葉「人は神と富とに兼ね仕えることはできない」の真意、 その1 | 浅利幸彦の預言解読講座

浅利幸彦の預言解読講座

預言書(主に聖書とノストラダムス)を解読して未来を明らかにしていきます。
未来において艱難が起きますが、その前に天使軍団(天使的未来人)による義人救出=携挙、が行われる、と預言されています。

昨日は選択といっても「個人の場合について」考えてみた。
「各個人が選択をする度毎に時空が分岐していって、その分岐した並行時空がそのまま並行に存続していく」
というパラレルワールド説、平行世界説、並行時空説は有り得ない(と思う)し、たとえ、あったとしても、別の並行時空には移れないので、考えても無駄だ、と説明した。


では、今日は、個人よりはレベルを上げて、「地球人全体としての選択」を考えてみよう。
とはいっても、個人でのレベル同様に、
パラレルワールド説、並行時空説というものは考えても無駄だから考えない。
時空は分岐していかないのである。


もう過ぎ去ってしまったが、実は、地球人は1999年にある選択を迫られていた。
それは、
「21世紀以後の自分達の主人をキリスト(天使軍団=天使的未来人)にするのか?
それともサタン(悪魔軍団=悪魔的未来人)にするのか?」
という選択である。

あの時、地球人は、それ以後の主人を天使か悪魔かのどちらかに選ばなければならなかった。
このどちらも選ばないで「地球人だけでやっていく」ということはできない。
「地球人だけで」という選択肢は無かったのである。
天使か、悪魔か、という二者択一である。


「そんなこと全然気がつかなかったなあ」
という人は鈍かったのである。
といってもほとんど全部の人が鈍くて気がつかなかったのだが。

「それで、どっちを選んだんだい?」
というと、地球人は、それ以後(2016年以後)の自分達の主人にサタン、悪魔軍団の方を選んだのである。


「えっ、そんな、サタンを選んだ覚えはないが・・・?」
と言うかもしれないが、あの時、地球人はイエス(天使軍団)に「来て下さい
と言って天使を呼ばなかった。
呼ばなかったから天使軍団は来なかったのである。
来たくても地球人に受け入れ態勢ができていなかったから天使は来れなかったのである。

「でも、教会では、聖職者も信者も、いつも、イエスよ来て下さい、って言って祈っていたんだけどなあ」
と言うかもしれないが、教会も信者も、イエスと天使の正体が解っていなかった。
神やイエスや聖母マリアの像や宗教画に向かって、勝手に自分がイメージしたイエスに祈っても無駄である。
そのイメージは、本当の天使=天使的未来人の実態とはかけ離れている。
イエスや天使の真の実態を理解した上で「イエスよ、天使軍団よ、来て下さい」
と呼ばなければ天使軍団は地上に降りて来れない。


それで、「サタンを主人に選んだ」という自覚が無かったにしても、天使軍団を主人に選ばなかったので、自動的に悪魔軍団の方を主人に選んだことになる。


というよりも、このブログでもさんざん説明してきたように、
2017年以後の地球には悪魔帝国が存在している。
何も知らなければただ、その未来(先行している時間系)をそのまま再現していくしかないのである。

未来を前もって預言書によって知り、意識的に違う行動をしなければ未来を変更することはできない。
天使は預言書で未来を教えて「悪魔崇拝を悔い改めて進路変更しなさい
と再三警告したのだが、その警告は無視されてしまった。


「そんなことを今になって教えて貰っても、もう手遅れじゃん。
何でもっと早く1999年以前に教えてくれなかったのさ」
と言うかもしれないが、私は、1992年に出版した本

セザール・ノストラダムスの超時空最終預言、徳間書店刊


で、聖書とノストラダムスを解読して、

「1999年以後に悪魔的未来人が侵略にやって来て、地球人を征服してしまう。
それを阻止するには1999年までにイエス=天使的未来人を呼んで協力して防衛するしかない」
と説明した。


しかし、理解者も協力者もいなかったので、それ以上どうすることもできなかったのである。
そして、ほとんどそのままの状態で今に至っている。

1999年に「ノストラダムス騒動」があったが、あれは本当はこういう意味だったのである。
しかし、ほとんど大部分の人達は、その真意も解らないまま今に至り、ノストラダムスの存在すら忘れている。


さて、今までの経緯とこれから先の状況をイエスにならって喩え話で説明してみよう。


ある道を大勢の乗客を乗せたバスが走っていた。
バスを地球、乗客を地球人と考えてみよう。
私もそのバスに乗っていたのだが、
1999年の時点の少し前から、道端に
この先進行注意、この道の先には蛇の穴が開いていて、このまま進むと蛇の穴に落ちてしまうので、右へ曲がる道へ進路変更すべし
という標識があるのを私は見つけた。

それで他の乗客に向かって、それを知らせた。
しかし、ほとんどの乗客は居眠りしているかお喋りに夢中で、私の声に気づいてくれた人はほとんどいない。
運転手に知らせようとしても、運転席まで混んでいて行けないし、運転手にまで声も届かない。


そうこうしているうちに、1999年の時点に右折する細い道があるのを見つけたので、私は「右折して、右折して」と叫んだのだが、他の乗客の話し声にかき消されてしまって運転手には届かなかったようだ。
結局バスは右折しないで、そのまま通り過ぎてしまった。
この後にはもう右折できる道は無かった。
この道の先には大きな穴が開いていて、底知れぬ穴の底には蛇が沢山いて、バスはその穴に転落してしまって、乗客はバスもろとも穴に落ちて蛇の餌食になってしまう。
「ああ、もう駄目だ、なんとかしてこのバスから脱出しなければ私も助からない」、
と思ってあちこち座席の周りをよく見たら、「緊急脱出用ボタン」というのがあるのに気づいた。
説明があるのでよく読むと、
「緊急の場合はこのボタンを押すと、天井が開いて、このシートごと外へ飛び出して脱出できます」とある。
軍用ジェット機の緊急脱出装置のようなものらしい。

そうこうしているうちに、この道の先に大きな穴が開いているのが見えた。

運転手は気がつかないのか、その穴に向かって突進している。

その時、窓から空を見るとUFOらしきものが見えた。

私には、そのUFOが助けに来ているように思えた。

「このボタンを押して、外へ飛び出せばあのUFOが拾ってくれるかもしれない。

助かるにはそれに賭けるしかない」


私は、「ここに脱出装置があるから、穴に落ちる前にボタンを押して脱出するんだ。このままこのバスにいたら、穴に落ちて死ぬぞ
と叫んだ。
何人かの乗客は私の声に気づいて、脱出の準備を始めたようだ。
ああ、もう蛇の穴が目の前に迫ってきた。
もう一刻の猶予もできない。
私は覚悟を決めてボタンに指をかけた・・・


まあ、下手な喩え話だが、こんなところだろう。
本当は、1999年の時点で、地球人の進路は二つに分かれていた。
左は悪魔帝国に向かう道、右は天使王国に向かう道である。
左への道は太く真っ直ぐだが、右へ向かう道は細くて解りにくかった。


1999年までは、右折できる道はあった。
右へ向かう道は天使王国へと続いていた。
真っ直ぐの道は悪魔帝国へと向かう道だったのである。
しかし、バス(地球、地球人)は天使王国へと向かう道へと右折しなかった。
その後、1999年以後は右折できる道は無い。
だから、あの時点で右折しなかったので、天使王国=全体救済へと向かう道は閉ざされてしまったのである。


並行時空論者は「バスは分岐していく」と考えるが、そんなものは机上の空論である。
バスは分裂、分岐していかない。
1台のままである。

天使王国に向かったバスは並行時空に存在していないのである。

百歩譲って、万一、その天使王国へと向かっているバスが並行時空にあったとしても、個人が自力でそのバスに乗り移っていくことはできない。


自分が個人的に目覚めれば(アセンションすれば)、そのバスに瞬間移動できる

なんて考えているのは、ただの夢見る○○だ。

もう今更バックはできない。
1999年の時点に戻って右への道へ行くことはできない。

過去へ戻ってやり直すことはできない。

天使王国=全体救済へ向かう道はもう無い。
だから、今になって「全体救済ができるように努力するべきだ」
と言っても無駄だ。
その可能性はゼロなのだから、できないものを夢見ても無駄だ。
いい加減に気がついた方がいい。


しかし、まだバス(地球)から脱出すること=個人救済=掲挙の可能性は残されている
だから、今の状況を正しく分析し、判断して、「今できること」に集中すべきである。


個人救済=掲挙の予定期間は2016年の3月から6月までだ。
2016年の7月になったら、バスは穴に落ちてしまうので、個人救済の可能性もゼロになってしまう。