ヨシュア記とは、イエス=天使軍団が地球人を征服していく過程を告知したものだった。 | 浅利幸彦の預言解読講座

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預言書(主に聖書とノストラダムス)を解読して未来を明らかにしていきます。
未来において艱難が起きますが、その前に天使軍団(天使的未来人)による義人救出=携挙、が行われる、と預言されています。

では、この二人の御使い、二人の使者」とは誰と誰なのだろうか?
これを探っていこう。


「ロトのソドム脱出」の話はかなり詳細に解説したので、この話しからはこれ以上は「二人の使者」についての情報は得られない。
しかし、これは非常に重要なことだから聖書の他の箇所でも必ず預言されているはずだ。
と思って聖書を読んでいくと、似たような話がヨシュア記に出てくる。
それは、ヨシュア記の第2章から第6章までに記されてある「エリコ攻略」の話だ。

これは、ヨシュアがエリコというカナン人の町を攻略する話なのだが、
ヨシュアは事前に二人の若者を斥候(スパイ)としてエリコの町に忍び込ませて偵察させる。
その後に、二人の若者が帰ってからエリコの町を奪い取る作戦を始めるのだが、この二人の若者を助けたラハブという遊女の一族だけは、町が陥落する際に救出した、
という話である。


勿論これも史実ではなく、作り話である。

状況設定がロトのソドム脱出と酷似している。
ロトはラハブになっているが、どちらも「掲挙された義人」の予型である。


だが、ソドムとエリコの話では違う点もいくつかある。
この、違うところに意味が隠されている。


まず、大きく違う点は、
二人の使者を派遣したのが、ソドムでは主(神)なのだが、エリコではヨシュアという一人の人間になっているところだ。


ヨシュアとは出エジプトを指揮したモーセの後継者である。
出エジプトとは、元史(最初の歴史)における地球脱出計画=スペースコロニー計画を暗示していた。
だから、モーセとは、この計画の指揮官となる。

では、モーセの死後、この集団、イスラエル人を率いることになった司令官ヨシュアは誰を暗示しているのか?
といえば、当然イエスである。

「荒野(宇宙)で鍛えられた勇猛な神の戦士」というのは天使軍団を指している。

40年間というのは、世代交代を意味している。



そして、何よりも大きなヒントは、「ヨシュアとイエスというのは、同じ名だ」ということだ。
これは、ヒント、暗示というよりも「そのままじゃん」とあまりにもあからさまである。


更に、エゼキエル書37章において、
「ヨシュアとイエスを同一視して解釈していきなさい」
という指示までしてある。


まあ、鈍い地球人にダメだしのヒントまであげたのだが、それでも解らなかったようだ。


ここで、「主が二人の御使いを派遣した」というソドムの話よりも、
「ヨシュア=イエスが二人の使者を派遣した」
とより一段階現実的な設定になっている。


ヨシュア記は旧約聖書の中の書であるが、ヨシュア=イエスなので、既に新約の設定として書かれてある。
これを理解した上でヨシュア記を読まなければ意味が無い、と思われるのだが。

「なのに何で解らないの?」
と思う。


まあ、「ヨシュアとイエスは同じ名である」というのは、神学者は勿論知っている。
一般の信者もほとんどは知っているのではないだろうか?


それに、「ヨシュアはイエスの予型である」ということもよく言われている。
だが、それを知っている人でも、
ヨシュア=イエス(再臨のイエス)とまでは思って読んでいないだろう。


「約束の地、カナンの地というのは、地球の喩え、暗喩である。
ヨシュアに征服されていく、呪われたカナン人とは地球人の喩え、暗喩である。
ヨシュアのエリコ攻略とは、天使軍団の地球奪回のモデルケースとして創作されて告知されている

というのは解っていない(と思う)。


こう主張した神学者、教会関係者はいないのではないか?
と思う。
これが解っていれば、これほど能天気にのほほんとしていられないはずなのだが。


ソドムの話(創世記)もエリコの話(ヨシュア記)も、
「遠い過去にあった話、神話だ」
つまり、
「未来とは直接関係が無い=預言(予言)ではない」
と思ってしまっているから真意が解らないのだろうか?

だが、これらの話は、
過去のユダヤ人の歴史物語、という形式で書かれた創作的預言、
であり、過去の話に見せかけた未来の話、
であり、過去と未来が渾然一体となった作り話、喩え話

なのである。


そして、これを知ってこの話を読むのと、

知らないで「ユダヤ人の過去の歴史物語か神話」と思って読むのとでは大違いだ。

更には
「聖書に書かれてあることは全部史実だ。いや、史実と信じて読むことが信仰である」
ととんでもない勘違いをしている信者もいる。


ヨシュア記というのは、

ヨシュア率いるイスラエル人のカナンの地の国盗り物語である
とはよく言われているが、その真相は、
イエス率いる天使軍団が地球を奪回して地球人を征服していく過程をシミュレーションして告知したもの
なのである。


この「ヨシュア記のエリコ攻略の話」の真意は、
1992年に徳間書店から刊行した
「ノストラダムスは知っていた」
で詳しく解説したので、この本を読んでいただきたい。