風呂の順番を決めてくれて、呼ばれたら風呂に入り、外の洗濯機で洗濯をする。オーナーは洗剤を入れてくれたり、いろいろサポートしてくれる。
夕飯は同宿のみんなで揃って食べた。
メニューは山菜や鮎など豪華。この辺の名物という麦の入った汁もある。
吉野の朝食も一緒だった美人さん他、外国人のお2人や、何度目かの達人兄さん、ご夫婦など9人ほど。皆できつかった12番の道のりや、これまでのお遍路経験談など色々お話する。
夕飯後、部屋に戻る前に宿代の会計をする。
乾燥機が終わるのを待ち、洗濯物を回収して部屋に戻る。テレビもない。何もない。20時前にはふとんに入った。あれこれ振り返っているうちに爆睡していた。
5:30起床。
6:00から朝食。
昨年は、体が重くなるのが怖くてあまり食事にがっつかなかったが、夜も朝もがっつり完食した。
食べてる時には、もう出発してる方もいた。
今日は急きょオタラの知り合いが合流するという。どんな人か怖くて気持ちが重い。7:20頃、宿で一番最後に出発した。
少し歩いたところに、その人「賢者D」が待っていた。
容姿からは高齢に見えた。
さて出発だ、と、ご挨拶もそこそこに3人で歩き始める。賢者は先頭を歩いた。ものすごい健脚だ。
民家に続くような車道が終わり、未舗装の道になった。その横に、大きな猪のトラップがあった。
恐ろしくなった。
(↓振り返って撮影)
未舗装だけど、ちゃんと道だと安心していたら、ようこそ遍路道はこちら。
また獣道!!
30分くらいだから、と言われると昨日よりましな気がした。黙々と登る。
しかし、2人より3人パーティーなのはかなりの安心感がある。ありがたい。しかも賢者は何度も歩いているいつもの道だとぅ!?
ひたすら2人を追って登る。脚は昨日ですでにボロボロなのに、山道のほうが痛みを感じにくい。いや、感覚がマヒしてる‥
8:20
車道にでた。玉が峠。「たまがたお」と読むらしい。
遍路小屋のようなものもあった。
ここからは車道をひたすら下る。
少し町っぽい場所に出る。(多分、阿川という集落)そこに立派なお遍路さん用のベンチがあった。
自販機でジュースを買って一休み。
リュックを下ろすと解放感が半端ない。
オタラの用事もあり、ここで少し長い休憩をとった。
【買ってよかったお遍路グッズ】
一年目はTシャツにおいずる(袖なし)でしたが、二年目は白衣(そであり)にしました。山のなかは蜂もいたので、虫除けには袖が七分丈ほどあるほうが安全でした。長袖の上着を着て歩くより、断然風通しがよく涼しいです。