マリッジブルー 解消|症状から解決法まで 破談や婚約破棄になる前に 結婚の不安や悩みに対応 -4ページ目

マリッジブルー 解消|症状から解決法まで 破談や婚約破棄になる前に 結婚の不安や悩みに対応

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男性が結婚相手を選ぶ場合、女性の場合と比べると問題は大きくありません。


なぜなら、女性に対する依存度が、そもそも低いからです。


具体的に言えば、たとえば経済的な面だと、一般的に男性の方が高収入ですから。


婿養子でもなければ、結婚によって生活が大きく変わることもないでしょう。



そんな男性でも、結婚相手に悩むことがあります。


「本当にこの人で良いのだろうか?」



たとえば性格は良いのだが、彼女の兄弟や親に問題がある場合など、結婚した場合の責任を考えるかもしれませんね。


もし、そういうことで悩んでいる男性がいたら、こうアドバイスしましょう。


「責任を負うのが怖いのなら、結婚しない方がいいですよ。」


結婚による責任は、今の相手の状況だけで決まるものではありません。結婚後に、どう変わるかわからないのです。


ですから、「責任を負う」ということに不安を感じているなら、そもそも結婚なんてしないことですよ。


これは事実婚でも同じです。法的に責任を問われなければ問題ないのですか?あなたは、その程度の人間ですか?


つまり、問われているのは責任ということに対するあなたの心構えなのです。あなたという人間が、どういう人間なのかということが問題なのです。相手の問題ではありませんよ。



ではそういう責任ではなく、相性を心配しているとしましょう。この人とずっと、上手くやっていけるかどうかと。


ちょっと女性っぽい悩みですが、そういう方にはこう申し上げましょう。


「結婚相手なんて誰でも同じですよ。」


相手がどうとか言っているうちは、まだまだ幼すぎます。相手はどうでも良いのです。問題なのは自分です。



中国の三国志に登場する諸葛亮孔明は、村の醜女と結婚したそうです。


あれだけ優秀な人なのに、選べばもっと美女と結婚できたはずなのに、どうしてそうしなかったのか?


その答は書かれていませんが、私は、孔明にとって結婚相手は誰でも良かったのだと思います。


「誰でも良い」と言うと、選ばれた女性に対して失礼な感じがするかもしれませんが、そうではありません。


結婚相手を選ぶ条件を、その女性に置いていないということなのです。


たとえば、美人だからとか、家柄が良いからとか。そのように、条件を相手に求めていないのです。


もちろん、きっかけはあるでしょう。「この人と結婚したいな」と思うきっかけです。


でも、いざ結婚を決意するときは、それを条件とはしません。何を条件とするかというと、「自分が決めた」ということを条件とするのです。


自分が結婚することに決めたのだから結婚するだけ。そう考えれば、相手がどう変わろうと関係がなくなります。




結婚に悩む人は、相手や状況が変わることが怖いのです。


性格が良いと思ったのに、結婚したら意地悪になったとか。思い描いたとおりにならないことが不安なのです。


でも、人は変わります。そして、他人を変えることはできません。その人が変わりたいように変わるだけです。


だとしたら、思い描いたとおりにならなくても当然ではありませんか?


思い描いたとおりになることを求めるのではなく、その時その時の相手を、状況を、受け入れれば良いのです。


そう決意することが、自分が決めるということなのです。


政府の調査では、50歳時点で一度も結婚したことがない「生涯未婚」の比率が、男性で20.1%、女性で10.6%となったそうです。


初めて男性が2割を、そして女性が1割を突破したのだとか。


30年前と比較すると、男性で8倍、女性で2倍に増えたことになるそうです。



この事実に対する見方は、いろいろとあると思います。


1つには、男性が結婚に対して意欲がなくなっていることが考えられます。



実は私は、昨年49歳で結婚しました。ぎりぎり生涯未婚にカウントされずに済んだわけです。


元々は、20代後半くらいでは結婚したかったのです。でも、奥手な性格から、なかなか彼女を作ることもままならず、たとえ恋人関係になっても、すぐに別れるような感じでした。


結婚相談所に登録したり、コンピューターによる紹介クラブに入会したりしました。親も一所懸命にお見合い話を持ってきてくれたのです。


それなのに、決まりませんでした。なぜか?


それは、「この人でなければならない」とか、「絶対にこの人と結婚したい」という意欲がわかなかったからです。



贅沢と言われればそれまでですが、一生のことなのに、誰でも良いというわけにはいきません。


またそれは、必ずしも私だけの話ではありません。相手の女性にも言えることです。


なので、私がもっと付き合いたいと言えば相手がダメと言い、相手がもっとと言えば私がダメと言う感じで、うまく噛み合わなかったのです。



結婚したいという気持ちはあるけれど、誰とでもというわけではない。


そう感じる理由として、独身貴族的な生活が捨てられないからだと言う人もいます。


それは当たっているかもしれませんが、少なくとも私は、そういう気持ちではありませんでした。


これで間違いないという確信を得たかったのだと思います。



ではそれが、どうして50歳目前で結婚できたのでしょうか?しかも相手は22歳も年下の女性と。


それは、捨てたからです。もう結婚しなくても良いと諦めたことが、こういう結果になりました。



結婚しないと決めたわけではありません。結婚しなくても良いと決めたのです。


いわば結果を天に任せたのです。結果を気にするよりも、その過程を楽しめば良いと思ったのです。




私はふと、自動二輪の限定解除(現在は大型二輪)の試験を、東京の府中で受けた時のことを思い出しました。


20~30人が受験して、合格者は2~3人という難関です。


1回目は緊張していて、急制動で後輪をロックさせ、スリップしてしまいました。危険走行ということで、その時点で試験中止です。


2回目はひと通り走ったものの、自分でも不出来とわかる内容でした。


3回目のとき、私は結果にこだわるのをやめました。練習ではちゃんとできるのだから、練習でやったことをこの場で再現することだけを考えました。


そして発表の時、みんなの前で私の名前が呼ばれました。「はい!」と返事をして合格証を受け取り、祝福の拍手に応えて高々と手を上げたのです。


嬉しかったなあ、あの瞬間。そうです。あのときも、結果にこだわることを捨てたのです。そうしたら無用な力が抜けて、普段通りの実力を発揮できたのでした。



結果にこだわりすぎていると、やはりその気持が表に出てきます。


それにこだわるということは、期待する結果が得られないことへの不安につながります。


そして不安を抱いていれば、間違いなくその不安が的中する結果を引き寄せるのです。



だから、結婚をしたかったら、結婚できないという不安を払拭することが大切だと思います。


「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」


結果にこだわることをやめ、今、ここを大切にして自分らしさを楽しむことが、50歳からでも結婚できる秘訣ではないかと思うのです。