先日の担任・校長・教頭先生との2時間にわたる面談で、3つのことについて聞いたとブログにも書きました。

①担任の独断による服薬について、他の先生方が服薬の必要性を感じているかどうかの聞き取りの結果を教えてもらう

②交流教室が6月から実施されなくなった経緯と2学期以降の交流教室はどうなるのかを聞く

③1学期の学習について、担任は「すべて終わった」と話したが、それは本当なのか?テストの返却がないので担任にテストの返却を求めつつ、学習面について聞く


この3つ以外にも実は担任に聞いたこと、聞いたことを踏まえて再度要望したことがあるので、そのことについて書きたいと思います。



まず、息子が1学期途中から授業態度が悪くなったと担任から聞かされたので、
1年生の時の取り組みをやってくださいとお願いしました。

視覚優位な息子なので、とにかく見える化した方が息子に伝わります。なので、表を作って、目標を決めて、目標を達成できたらシールを貼る、これがものすごく効果があって、この取り組み(通称:チャレンジシート)を導入してから見違えるように授業態度が良くなったと当時の担任、クラスメイトに言われた息子です。




なので、担任には「去年の担任の先生に聞いて、チャレンジシートをやってください。視覚優位な子なので見える化することで良くなると思います。」とお伝えしました。




その後、担任が旧担任にチャレンジシートのことを聞いて実施すると教えてくれましたがなぜか「私なりにアレンジしてやろうと思ってます。」と言うポーンいや、そのままやれよ(私の心の声)と思うも、もっといいやり方があるのかな?と期待してお願いしました。




息子からも「チャレンジシートまたやるんだよ〜」と聞いたし、実施してもらってありがたいと当時は担任に感謝してました(本気で)。




その後、担任からは「チャレンジシートをうまく活用できてます。授業態度が少し改善しました。この調子で良くなってくれればと思います。」と言われ、よかったなと思いましたが…




しばらくして、他の支援級の先生と雑談してる時にチャレンジシートの話をしたら「あれ、やってないですよ!」とか「一時期やってましたが去年とだいぶ違うやり方なので意味がないと私個人は思います。」とお聞きし、どういうことなのか?と聞いたところ…



去年のチャレンジシート
①1週間ごとに担任と息子と話し合って目標を決める
②各時間、目標が達成できたと担任+クラスメイトが判断した時だけシールをもらえる+「頑張ったね!」「すごいじゃん!」と褒められる
③息子がもらったシールを表に貼る
④見える化でシールを貼る+先生たちに褒められて息子のモチベーションただ上がりアップ結果的に授業態度が良くなる拍手拍手拍手


今年のチャレンジシート
①担任が大まかな目標を決める
②各時間、その目標が達成できたと思うのかを担任が息子に聞く
③息子、シールが貼りたいから「できた!」と言う(息子基準)
④担任からシールをもらい、表に貼る息子
⑤見える化でシールを貼ったことで少しはよくなるも、基準が息子なので授業態度はたいして改善せずガーンほぼ息子の自己完結の世界でオワッテル真顔



なぜ去年のままでやらないのか…



チャレンジシートは去年の方法でやった方がいいのでは…と言って下さった先生もいたそうですが、担任は頑なにやらなかったそうです。そこに担任のプライドをものすごく感じました。良いものをそのまま取り入れてダメなら方法を変えるという柔軟性がほしい…息子にとっても去年と同じ方法の方が抵抗なくできるはずなのに。残念すぎるもやもや




そして、いつの間にかチャレンジシートはやらなくなり…息子の様子がさらに悪くなり、担任から服薬の話が飛び出したのです悲しい




そんな経緯があったので、校長先生たちがいる前で、担任にチャレンジシートについて聞きました。

他の先生から聞いた内容で間違いないか、確認したところ、「間違いない」とのことだったので、それで実際にやってみてどうだったのかを担任へ聞いてみました。


担任「効果はあるにはあったのですが、あまり改善しなかったので…」


「それでチャレンジシートをやらなくなったと?」


担任「はい。そうです。」


「失礼ですが、なぜ去年のままやらなかったのですか?」


担任「それはその……」


「去年は先生やクラスメイトの判断でシールをもらうチャレンジシートを行っていました。息子は視覚優位な子だし、見える化することでかなり授業態度がよくなったと旧担任には聞いています。そして、息子は人から見られることが好きなので、先生やクラスメイトが自分を見てくれることで頑張って取り組めました。ですが、今年のチャレンジシートはシールを貼れる基準は息子なんですよね?息子はシールが貼りたいのでできてもできなくてもできたと言いますよ。なぜ息子基準に変えたのですか?」


担任「…そうですね…その方がいいと思ったので…」


「なぜそう思ったのか、お聞かせ下さい。」


担任「う〜〜ん…」


「他の先生方から去年の方がいいのでは?と言われませんでしたか?」


担任「あっ、はい。言われました。」


「こちらとしては、その時点で去年の方法に戻して頂きたかったです。先生も支援級の先生なのでわかると思いますが、支援級の子どもたちはきめ細かい支援が必要だからこそ支援級に在籍しているんですよ。違いますか?息子の場合ですが、先生に見られてるって感じられた方が伸びます。それが息子に伝わる方法がチャレンジシートです。息子の特性も以前からお伝えしている通りで新しいことには抵抗がどうしてもでます。なので去年のチャレンジシートでとこちらはお願いしたんです。こちらの意図伝わってますか?2学期以降はどうするのかわかりませんが、もしチャレンジシートをやるおつもりなら、去年の方法でチャレンジシートをお願い致しますニコニコ

(最後は担任に満面の笑みでお願いしました)


担任「はい。わかりました。」




こんな感じで担任に要望しました。

担任には今まで何度か要望を伝えてきました。しかし、そのまま実施されたことはありません。なぜか担任のアレンジが加わるか、要望が聞き入れられずに終わっていました。なので、校長・教頭先生がいる前で話したことは大きなことです。2学期以後、チャレンジシートがどうなるのかも気をつけてみようと思います。




お読み頂き、ありがとうございました。