息子は自閉スペクトラム症
知的な遅れなし
コミュニケーション苦手な男の子
特別支援学級に通ってます
つづきです。
受診予約をした数日後、療育センターから封筒が届きました。
療育センターのパンフレットや当日の流れ、問診票が入っていました。
初めてのことなのでソワソワして3ヶ月間を過ごしました。
その間に無事幼稚園プレを終え、幼稚園の入園式も終わりました。
幼稚園の入園式では入学園児の横に保護者が座って行ったので特に目立った行動はせず(たまに席を立ったり、周りを見回したりしていましたが、他の子もしており)、無事終了
幼稚園生活はやっぱり最初から色々ありましたけどね…長くなるのでここには書きませんが。
でも担任の先生は年少組を担当して数年目の先生で、しっかりと子どもたちと向き合ってくれる方のようで一安心。
(あとでママ友や先生たちに聞いた話だと担任の先生のトイレまでついて行ってたようです。その話を聞いて、息子に「女の子のトイレにはついていきません!ストーカーしちゃダメよ!」と言ったのはなつかしい思い出です
「〇〇くん、本当に担任の先生好きよね〜」と色々な方に言われ、良い先生に出会って息子は本当によかったと思います。)
担任の先生にも改めて今後、療育センターを受診することを伝え、今後の連絡は担任の先生とすることになったので、理事長先生ともう会わなくてもよくなる〜と気持ちも軽くなりました
そして
待ちに待った(?)療育センター受診日。
まずは担当の保健師さんと面談。
受診までの流れを聞かれ、問診票をもとに息子の様子など簡単に聞かれました。
ここは順調に終了。
次に、発達検査。
発達相談員さん登場
発達検査は積み木を並べたり、絵を描いたり、折り紙を折ったり破ったり、絵を見て答えたり、発達相談員さんと息子でお話したりしました。
ただ、発達相談員さんと息子の相性が…ん?合わないかも…と横から見てて思っていました
息子は検査途中にもかかわらず、「もう帰ろう!」と言い出すし
集中力も切れ、室内をウロウロ、部屋の電気を消したりつけたり、扉を開け閉め、高いところに登るなど…
ちょっとクールダウンが必要かなと思っていたところ、息子が「おしっこ!」と言うので、発達相談員さんの許可を得て、トイレへ。
私が息子へ「あと少し頑張ったら終わるからできる?それとももうやめる?どうする?」と聞くと、息子「ん〜やってみる!」とのことだったので検査室に戻る。
そして検査もなんとか終わり、次は発達相談員さんと私のお話。そこでちょっと注意を受け、息子のために良かれと思ってやったことが発達相談員さん的にはダメだったようであとね、言い方がキツく感じてしまって…発達相談員さんがずーっと無表情だったのもキツく感じてしまった原因だと思います。ただでさえ、息子に障害があるかもと負い目を感じていた私はあぁ…もう来たくないな…と内心思いました
検査自体で1時間くらいはかかったと思います。もうクタクタでした
そして検査が終わったあと、少し待たされ、いよいよ診察へ感じの良さそうな女医さんでした。その先生から発達検査の内容を教えて頂きました。
検査日の息子の年齢は3歳9ヶ月。
発達検査
(検査)新版K式発達検査2001
全領域 2歳2ヶ月 発達指数58
(診断結果)
自閉スペクトラム症・軽度知的障害
これには愕然としました
お医者さんに「でも子どもは成長するから、診断も変わったりするからね」と言われるも…「本当かな?診断がついてしまった」と思わずにはいられませんでした。
しかし、そのお言葉は本当で、
年長最後の発達検査では全領域の発達指数が〝83〟だったのでだいぶ成長しました
軽度の知的障害と言われたのは最初の方だけで、あとは知的障害なしとの診断にかわりました。
きっと幼稚園での生活、辛いことも楽しいことも色々あり、それが息子の成長に繋がったと思います。
話は戻って…
小児科の先生の受診が終わり、最後に最初に対応して下さった保健師さんとお話がありました。そこで、
「発達検査はどうでしたか?
初めてのことだから緊張しますよね。
〇〇くん(息子)疲れてない?
診断結果を聞いてお母さんはどうですか?
大丈夫ですか?
何でも話したいことがあれば話して下さいね。」
など、息子と私を気遣って優しい言葉をかけて下さいました。
そして今後の予定の話、半年に一回発達検査と小児科受診があり、予約の方法など事務的な話をして終わりました。
計3時間かかりました
息子も私もクタクタで帰宅しました。
主人に結果を話し、
幼稚園にも結果と今後定期的に療育センターを受診することを伝えて終了。
療育センターで発達検査をし、診断名が判明したことで、息子に障害があることに愕然としましたが、診断がつき、はっきりとしたことで気持ちがスッキリした部分もあります。
色々な感情が溢れてきて泣きましたけどね
でも結果的に受診をしたことに後悔はありませんし、むしろ受診してよかったと思いました
(息子の特性を知れたし、それに対処する術も教えて頂いたり、相談に乗って頂けたので。)
それに、これからも息子に向き合う日々はかわりありませんしね
時に向き合うことに疲れることがありますが、息子の存在が私自身を成長させてくれているので大切な存在です
〜自閉スペクトラム症の診断がおりるまで 終了〜