国語力 | 高機能自閉症???の子供の日常

高機能自閉症???の子供の日常

現状では診断にいたらないが自閉症スペクトラムの要素があるだろう長女について綴ります。普通級、将来的には生計をたてられること、社会的自立が目標。

仕事が一段落、つつがなく終わってよかった。来週と1月の冒頭は消化試合モードですすめられる、何より。

さて、今日はお勉強の話。
発達障害系の特性なのか、物事を飲み込むのに結構時間がかかって、一旦飲み込めばスラスラいくのだが、飲み込むまでに多分ヒトの2倍くらいかかるんじゃないかってのがうちの子供。
平仮名も今や普通に読めるが習得するまでに結構苦労した。逆に平仮名が文字と音を対応させるものと理解した後、カタカナは速攻で習得。丸暗記は得意な模様。

公文ではなんとか学年相応か学年プラス1のところをウロウロしてるのだが、最近読解の問題が入るように。とはいえごく簡単な「誰が言いましたか」「いつ行きましたか」などを穴埋めするもの。
おそらく通常発達では耳で聞いた話であれば自然と答えられそうな問い。しかし娘はコレがわからないようで「難しい!」とヒステリーを起こす。「誰が」は、ヒトの名前とかを答えるんだよって言っても飲み込めないようで、今は「誰が」ってあったら文章の「が」の前を読めばたいてい書いてあるという教え方をしている。
やはりことばが遅いだけあって語学の習得、理解は苦手分野なんだと痛感。そういえば療育でも話を聞いて「誰が」を答えるのが超苦手だった。「誰が風邪を引きましたか(正解は先生が直前に話した太郎くん)」でたまたまその時現実世界で風邪を引いてた「パパ」と答えてしまう。直前の話と関連付けて答えるんだよってのがあまり理解できてなかった。

学校の国語のテストは授業で読んだ話だから頭に話が入っていれば読解力なくても答えられちゃったりするもんだから、こういう公文で初出の文を理解する訓練も大切かと思う。。

やはり飲み込むまでに2倍というのであれば自宅で勉強の補助をしてあげたいけど、いかんせん仕事が忙しい。。。