要介護３-認知症の母親について
今年の1月11日～2月4日まで日本に帰国し、
要介護3 (当時2)、認知症の一人暮らしの母親の世話を精一杯済ませて、またこちらに戻って来たんですけど、
その時、
週５でデイ(サービス)、
残りの2日も、
実費負担で朝10:00/夜18:00 一日２回 看護師とヘルパーをお願いし、午前/午後２回の弁当の配達も合わせて、1日に4回 人の出入りがある様に手配し、
(もうしばらくは何とかなるかな）
と思っていたのですが、
どうやらその後直ぐ、昼夜逆転が始まり、
夜中ずっと家の中をウロウロ（→兄がカメラで確認）
日中はデイでウトウト眠りこける、
元々、自宅に居ながら(家に帰る、お母さんの家に帰る)と言ったりしていたのですが、(どこに帰るの？）
それだけでなく、その内、在宅の日には 夕方から(デイに行く)などと、訳の分からない外出をするようになり、(→徘徊になり得ますよね…過去に３回やってますし…)
挙句の果てには、
デイの職員の方が家に迎えに来た時に、
不審者と思い込み、警察に電話して大騒ぎしたりと、
先日とうとう兄から、
(もう無理や…）
と連絡がありました。
(私は老人ホームの事に関して全く知識が無いのですが）
認知症の老人が サポートを受けながら一緒に暮らす「グループホーム」の空きを待ちつつ、この火曜日に取り合えず ショートステイの施設に入居させる事になりました。
施設・設備自体は悪くないみたいですが…
その前日、
(デイサービスで楽しいお泊り会があるから用意しよ）と言う兄に対し、
何か感ずるところがあったのか、(行きたくない）と ごねた母親でしたが、
翌日の朝は、
昨夜の話はすっかり忘れてしまったようで、
いつものデイのお迎えの車と疑いもせず、
そのショートステイの施設の送迎車に
普段と同じように乗り込んだ、そうです。
誰も付き添うことなく、
母は一人
その車に乗って
行ってしまった。
その情景を見た訳でないのに、
後からその時の様子を聞いて、
想像するだけで、胸がギューッと締め付けられ、
涙が出てきます。
それが最後です。
母は去ってしまった。
もはや誰も住まぬ実家は
そのままに残され、
空っぽになってしまいました。
またその施設は、
何年も一人暮らしの母の心の拠り所だった、
おしゃべり人形みーちゃんの持ち込み禁止、
電話も禁止
なんだそうです。
何故なんですか？家族の声を聞いたら心を乱す事になるから？
突然、もう母親と話をする事すら できなくなってしまいました。
将来の本入居先はどうなのか知りませんが…
自分の家で、
もはや二度と暮らす事もないのか
母を想うと辛くて、
心で泣いています。
想い出す度に、
また切ない気持ちで一杯になり、苦しいです。
出発前 最後に電話した時は、私に、
(キラズちゃん？）
と言ってくれましたが、
このまま 会えず、話せずにいれば、
あっという間に
私の事もすっかり忘れてしまうでしょう。
こんなに遠く離れていて、
母親を送る日にすら付き添ってやれず
会いたい時に会いに行く事もままならず、
涙が出ます。
追記：
たまらず、母とは話ができないのは重々承知していますが、施設に電話を入れてしまいました。食事も充実している様で完食し、元気にしてるそうです。
暫く、家に帰る、帰る、と訴えていたそうですが、他の入居者の方と話をしたりなど集団生活が楽しかったのか、翌日は自ら (もう一日泊まっていく)と言ったそうです。
(一人暮らしが寂しい) と 常々不安がっていたところもありますので、その意味では人々に囲まれた生活は、母にとっても(我々も)安心できる環境ではあります。
ところが‥
3日目に兄が電話を入れた時は、(帰りたい、帰りたい) とずっと訴えているそうです…
(自宅にいても”家に帰る”とは言ってましたが…）
どうしてやれば良いのか分かりません‥
ではでは～
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