BCNR33後期コンプレッサー使用のBNR32ですが、
真空引きして一晩おいて、漏れが無いので作業を進めました。
外気温22度 フルコールドで吹き出し口温度を測りましたが
2度切っていました。
今まで作業した中で一番冷えています、さすがに冷えすぎだな・・・と思いました。
後期コンプレッサーの方が性能は良いのかもしれません。
話は変わります
まだ世間にあまり出回っていない話です。
今年の3月からだと思いますが、ハイキャスキャンセルの構造変更がいらなくなりました。
※キャンセルロッドが付いていても車検はそのまま通ります
陸運局に問い合わせたので、間違えは無いです。
今まで、これに関してはとても面倒だったのでオーナー様には朗報だと思います。
毎年今時期位から、エアコンの修理が多くなります
今年も既に3台作業が入っています。
去年まではBNR32を134aに変更する場合、33の前期コンプレッサーを使用した方法で対応していました。
・エバポレータの配管径が32と同じ
・リビルトの設定がある
上記2点の利点があったので、この方法でしたが
今年に入り低圧配管が製廃になったので、出来なくなりました。
33も前期ですと19年も前の車両なので、部品が無くなっていくのは理解出来ますが非常に困っています。
純正部品の値段も毎年上がっているので、安く134aに出来る方法でしたがメリットが無くなってきそうです。
後期型のコンプレッサーと配管は現状手に入る状態ですので
無くなるまでは、後期を使っての変更になります。
32用配管のコンプレッサーと逆側のジョイントを切り離し
33の配管と繋げ合わせます
今年も既に3台作業が入っています。
去年まではBNR32を134aに変更する場合、33の前期コンプレッサーを使用した方法で対応していました。
・エバポレータの配管径が32と同じ
・リビルトの設定がある
上記2点の利点があったので、この方法でしたが
今年に入り低圧配管が製廃になったので、出来なくなりました。
33も前期ですと19年も前の車両なので、部品が無くなっていくのは理解出来ますが非常に困っています。
純正部品の値段も毎年上がっているので、安く134aに出来る方法でしたがメリットが無くなってきそうです。
後期型のコンプレッサーと配管は現状手に入る状態ですので
無くなるまでは、後期を使っての変更になります。
32用配管のコンプレッサーと逆側のジョイントを切り離し
33の配管と繋げ合わせます
真空引きをして漏れチェックの為、朝まで放置です。
足回りのリフレッシュ作業時、アームやハブ、ボールジョイントは交換しますがここはあまり重視されない部分な気がします。
この部分のガタはあまり見ないので、予算に合わせて作業する形でも良いかと思いますが
ベアリング使っているので、ガタが出る部分です。

車両はBNR34です,
33は同じですが、32ですと上側にブッシュがありません。
まずは上側のブッシュですが
貫通のドライバーで叩けば抜けます。
次にキングピンを抜きます
上側の蓋も叩けば外れます
グリスを拭くとナットが出てきます。
このナットですがキングピンと共に回ってしまうので、出来ればサードリンクを取り外す前に(ナックルが付いている状態で)緩めておくと良いでしょう。
※私は作業用のフロントナックルを持っているので、それを取り付けてキングピンが供回りしないようにしてナットが外せます。
キングピンが外れたのでベアリングを抜きますが、
先に下側のシールを外しておきます。
ベアリングは上下2個付いています。
まずは上側のベアリングから
貫通のマイナスドライバー等でベアリングアウターレースを内側から叩いて抜きます。
抜けました
次に下側ですが内側を見ると判るのですが、アウターレースが叩けない形状になっています。
まずはインナーレースを叩いて抜きます。
そして、ベアリングのボールを取り出し
ボールが入っていた部分の溝を叩いてアウターレースを抜きます。
その後サードリンクを洗浄しベアリングとブッシュをプレスで圧入
上下ベアリングの間にはグリスを入れます。

下側ベアリング部にシールを付けて
最後にキングピンを取り付けて終了です。




















