ETSのアキュームレータはETSユニット(リヤデフの上に付いています)に付いていまして
油圧を保持する役割があるのですが、ここがへたると油圧の保持が出来なくなりポンプが頻繁に動くようになります。
不具合的には
・頻繁にアテーサポンプが作動する(後ろからウィーンと言う作動音が聞こえます)
と言うのが一般的です。
酷くなると警告等が点灯します。
ポンプは電気を結構食うので、回転数が低いアイドリングだと
その度に、ライトが暗くなるとか、回転が落ちるなどの弊害が出たりします。
昔は単品部品の設定が無く、ETSユニットASSYでの交換になったのですが(25万位します)
今は単品での設定があるので(2万位です)その辺りに関しては助かってますね。
※実際へたっている車両が多いので
さて、アキュームレータの交換ですが
普通はリヤデフを降ろしてETSユニットを外してからの交換となるのですが、
(大体何処でもこのような交換方法をされると思います)
ちょっと大掛かりなので工賃がまあまあ掛かってしまいます・・・
が、実は車上でアキュームレータのみ交換できます。
これは全ての車両ででは無いので、やってみないと解らないです。
とりあえず、マフラーを外します。

リヤデフの上にETSユニットがあります。

アキュームレータを外すのですが、私は可変サイズ式のエレメント外し2種類を使って外しています。
※普通に売っているエレメント外しだと緩める方向のみの物が多いのですが、最終的に新しいアキュームレータを締めないといけないので、両方向使える物でないと駄目です。

スペースが限られているので、2種類のエレメント外しを上手い事使い分けて作業します。
ここで硬くて緩まない・・・となるとデフを降ろして~という作業になってしまいます

今回は大丈夫でした。
最初にアキュームレータ本体が外れて来ます。


土台が残るのでこれもエレメント外しを駆使して外します。

ここまでくれば一安心。
新しいアキュームレータを手で締まる限界まで締め付けて、
またエレメント外しを使ってグイッと一締め(10度位)出来れば交換の作業は完成です。

今日はここまでです。











