あまり気にしない部分かもしれませんが、
燃料フィルターが詰まって謎のエンジン不調になる事も多いです。
フィルターが詰まり、フィルター手前側(下側)のホースが破裂する事もたまにあります。
車両は32GT-Rですが、33でも34でも作業自体は同じです。
33、34の方がボディーとの隙間が大きいので作業はしやすいかもしれません。
位置ですが
ブレーキのマスターシリンダー下辺りにあります
2本ホースがありますが、燃料フィルターが付いているホースがフィード(供給)側
ホースのみの物がリターン側
フィルター交換時はホースも一緒に交換した方が良いです。
エンジンが丸一日くらい掛かっていなければ燃圧落ちている可能性がありますが、そうでなければ燃圧を落とす作業からはじめます。
①まずは室内ヒューズBOXにある燃料ポンプのヒューズを抜きます
②燃料ポンプを止めている状態で、エンジンを掛けます。
燃料来ていないので、燃圧が落ちるとエンジンが止まります
数回クランキング繰り返して燃圧を出来るだけ落としてください。
③フューエルリッドを開けて燃料キャップを外し、タンク中の圧を抜きます。
この状態で、大体圧は抜けてきていますが
10分くらい放置してみても良いでしょう。
※使用工具はこんな感じです。
その後、ホースとフィルターを外すのですが
燃圧が少し残っているとホース外した瞬間、ガソリンが回りに飛び散るので
ウエス等でブロックしながら外してください。
※サージタンクにガソリン掛かると塗装が溶けます(汗
ホースのクランプを緩めます。
下側が狭いので小さいドライバーがあると便利です。
クランプ緩めたらホースを抜きます。
フィルター下側は特にですが
ホースが硬くて抜けない場合はカッターで切り込み入れてしまった方が楽です。
フィルター下側はとても狭いので、手が入りにくく大変ですが
特に技などは無いので頑張ってください。
(フィルターブラケットを外してしまった方がやりやすいかもしれません)
ホースとフィルターが外れたら逆の手順で新しいものに交換。
フィード(供給)側とリターン側ホースを逆に付けるとエンジン掛からないので
気をつけてください。

取り付け終わったら、抜いていたヒューズや開けていたフューエルキャップを締めて
エンジン掛けて、漏れをチェック。
これで終了です。









