こんにちは😊



健康運動指導士の片平和誠ですビックリマーク



前回、前々回と、
糖尿病の方の運動方法について
お話しさせていただきました



今回は、
糖尿病の薬の種類
服薬されている方が
運動する際の注意点
をお話しさせていただきますひらめき電球





(いつも専門的なお話ですみませんあせる
(すごく細かい内容ですので、
ご自身が服用している薬に照らし合わせて
読んでみてくださいひらめき電球





医師より糖尿病の方に処方される
「経口血糖降下薬」には



① インスリン分泌促進系
② インスリン分泌非促進系
の2系統がありますメモ




前者①は膵臓に作用する薬でさらに
①−1 血糖依存性
①−2 血糖非依存性
の2種類に分かれますひらめき電球




後者②は膵臓以外の臓器に作用する薬でさらに
②−1 小腸で糖の分解・吸収を抑えて
急激な血糖の上昇を抑制する薬
②−2 腎臓で血液から尿への糖の排泄を促進する薬
②−3 筋肉や肝臓などでインスリンの作用を高める薬
②−4 肝臓からの糖の放出を抑え、
またインスリンの働きを良くする薬
に分かれますメモ





またその他に
③ 配合薬もあります




主な経口薬は以下の通りですメモ
①−1
「DPP−4阻害薬」
インクレチンというホルモンの働きを強めて、
インスリンの分泌を促す
ジャヌビア®︎錠、グラクティブ®︎錠、
ネシーナ®︎錠、ザファテック®︎錠、メリゼブ®︎錠など)

「経口GLP−1受容体作動薬」
インクレチンの受容体に作用して
インスリンの分泌を促す
リベルサス®︎錠
があります




①−2
「スルホニル尿素薬(SU薬)」
膵臓からのインスリンの分泌を促す
オイグルコン®︎錠、ダオニール®︎錠、
アマリール®︎錠、アマリール®︎OD錠など)

「速効型インスリン分泌促進薬(グルニド薬)」
服用後短時間で膵臓からのインスリンの分泌を促す
グルファスト®︎錠、グルファスト®︎OD錠、
シュアポスト®︎錠など)



②−1
「α−グルコシターザ阻害薬(α−GI)」
グルコバイ®︎錠、ベイスン®︎錠など)



②−2
「SGLT2阻害薬」
スーグラ®︎錠、アプルウェイ®︎錠など)



②−3
「チアゾリジン薬」
アクトス®︎錠など)



②−4
「ビグアナイド薬」
グリコラン®︎錠、メトグルコ®︎錠など)



スージャヌ®︎配合薬、エクメット®︎配合薬、
グルベス®︎配合薬など




とてもたくさんの経口薬がありますねビックリマーク




糖尿病の方が運動する上で
特に気をつけたいことは
運動中の低血糖です!!





①−2スルホニル尿素薬(SU薬)と
速効型インスリン分泌促進薬(グルニド薬)
副作用として低血糖を起こしやすく、
特に注意が必要です上差し




①−1DPP−4阻害薬
SU薬との併用において低血糖を起こしやすく
注意が必要です




また、
②−2SGLT2阻害薬
副作用として
脱水症状を起こすことがあるため、
適度な水分補給を心がけることが大切ですお茶




②−4ビグアナイト薬は、
吐き気、嘔吐、下痢などの
消化器症状の副作用があり、
高齢者で特に注意が必要ですひらめき電球




次回は、
薬の種類と体重についての関係
そして、
実際に運動する際に注意する症状と
対処方法をお話しさせていただきますニコ



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