官房機密費疑惑の自民党にまたブーメラン…「検証ができるよう使途を記録化すべき」14年前投稿に皮肉 | ITCトレンダー・カワピーの気になるブログ‐ゲーム、PC、デジタル機器情報

ITCトレンダー・カワピーの気になるブログ‐ゲーム、PC、デジタル機器情報

ITC関連やゲーム関連のトレンド情報を中心に語っています。
デザインなどクリエイティブな話題も多いですよ。


自民党が過去の国政選挙に官房機密費を使った疑惑に絡み、民主党政権時代に自民党議員が発した旧ツイッターの投稿が掘り返され、またブーメラン炸裂となっている。


 中国新聞は9日、2013年の参院選で安倍晋三首相(当時)が、党公認候補の応援で現金を渡した疑いがあり、官房機密費が使われた可能性があると報じていた。林芳正官房長官は13日の記者会見で、機密費の具体的な使途について「答えは差し控える」と述べ、明言を避けた。


 この件に絡み、自民党が下野していた10年に同党の柴山昌彦衆院議員が旧ツイッターに「テレビでも言いましたが、官房機密費は後の検証ができるよう使途を記録化すべき」という投稿が再び注目される事態に。「先生の仰る通りです」「後の検証ができるように使途を記録化してください!今こそ!自民党の柴山昌彦議員」「ほんとそうですよね。ぜひ制度を作ってください」と、皮肉を込めたコメントが書き込まれている。



 自民党は裏金問題でも、平井卓也衆院議員が09年に旧ツイッターに「虚偽記載は重犯罪。会社なら粉飾決算で社長が辞任するのは当然だ!秘書の責任で済む話ではない」などと書き込み、民主党政権の鳩山由紀夫首相(当時)の偽装献金問題を厳しく批判。世耕弘成参院議員も10年、小沢一郎衆院議員の「陸山会事件」について「会計システムまで構築し、収支報告時には、貴重な限られた時間を犠牲にして、担当秘書にひとつひとつ質問しながらじっくりと確認した上で書類を提出していることが、空しくなってきます」と投稿。10年以上の時を経て「政治とカネ」に絡んだブーメランの被弾が相次ぐ事態となっている。