中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)は、独自開発した基本ソフト(OS)「鴻蒙(ハーモニー)」の最新版で米グーグルのOS「アンドロイド」向けアプリをサポートしないと、中国メディアの財新が報じた。
ファーウェイは米国の制裁でグーグルのアンドロイド向け技術サポートを受けられなくなっており、独自のソフトウエアのエコシステム強化を目指している。
同社は「ハーモニーOSネクスト」の開発者版を今年第2・四半期に、完全な商用版を第4・四半期に展開する計画を明らかにした。
これまでのバージョンではアンドロイド向けアプリの使用が可能だったが、財新によると今後できなくなる。
ファーウェイはコメント要請に応じていない。