2023年はChatGPTの広がりと共に、AIが大きく躍進した1年になりました。
AIの活躍はもちろん今年も続きます。さまざまなハードやサービスのAI化が進み、とりあえず「頭にAIって付けとくか」な1年になりそうです。AI〇〇がトレンドです。
その先頭を走っている企業がMicrosoft（マイクロソフト）です。
AIブラウザ
Microsoftの現行インターネットブラウザといえばEdgeです。ですが、どうやらMicrosoftはこのネットブラウザを、AIのcuttting 'Edge'（最先端）として再ブランドしたようです。
同社では公式に「Microsoft Edge：AIブラウザ」と呼び始めました。Google PlayストアやApple（アップル）のApp Storeにも、堂々と「AIブラウザ」と掲げています。アプリ説明にもGPT-4搭載のCopilot機能（Dall-E 3の文章での画像検索や、Copilotの記事要約、画像認識など）が前面に押し出されています。
てことで、Edge＝AIブラウザです。
ちなみにMicrosoftのAIバディ「Copilot」は、単独アプリもiOS/Androidともに出ています。
「E」「スマート」に続くトレンド「AI」
ガジェットのネーミングには明らかなトレンドがあります。電動化した「E〇〇」。AIアシスタントが搭載されていたり、ネットに接続できたり、複数ガジェットと連携して使えて1つ何役もこなす「スマート〇〇」。iPhoneリリース後は、さまざまなアイテムで「i〇〇」のネーミングが大流行しました。
今年は「AI〇〇」がトレンド。商品名または商品説明に多用されそうな予感です。
すでに昨年からAI〇〇は始まっていましたね。秋にリリースされたGoogle（グーグル）のフラッグシップスマホPixel 8が、正にAIスマホと呼ばれていました。
Intel（インテル）も昨年モバイルチップリリースにて、AIパソコンに搭載されるとアピールしていました。LGがCESで発表した新型テレビも、商品名にはなっていないものの、説明文には最先端AIプロセッサによるAI強化が謳われています。