サムスンがギャラクシーの新機種「ギャラクシーS24」発表 AI搭載でアップルに対抗  | ITCトレンダー・カワピーの気になるブログ‐ゲーム、PC、デジタル機器情報

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韓国のサムスンがスマートフォンの新機種を発表しました。AI=人工知能を搭載することで、アップルに首位の座を奪われた出荷台数での巻き返しを図ります。

サムスンは17日、カリフォルニア州で行われた新製品の発表会で「ギャラクシーS24」を発表しました。

端末自体にAIを搭載していて、通話を同時翻訳することができ、相手の言語に音声で伝えられる機能が備えられています。日本語など13言語に対応していて、スマホでは初の機能とのことです。

2023年のスマートフォンの世界出荷台数では、アップルが1位となり、サムスンは13年ぶりに首位から陥落。AIを搭載した新機種の投入で巻き返しを図りたい考えです。

「Galaxy AI」

 今回のUnpackedの主役は、間違いなくサムスンの新しいAIモデルであるGalaxy AIだった。Galaxy AIには、オンデバイスのAIモデルとクラウドベースのAIモデルの両方が使用されている。

 Galaxy AIは「Galaxy S24」の全モデルに搭載され、言語の検出や翻訳、画像作成、コーディングなどをはじめとするさまざまな機能を提供する。これらの機能にはGeminiシリーズが使われており、テキストベースの機能にはオンデバイスモデルの「Gemini Nano」が、音声の翻訳などの機能にはクラウドベースのモデルである「Gemini Pro」が使われている。

 Galaxy AIの主な機能は次のようなものだ。

  1. かこって検索:これまでの「Android」スマートフォンでは、ホームボタンを長押しするとGoogleの音声アシスタントが起動していた。Galaxy S24シリーズでは、同じ操作でスクリーンオーバーレイが表示され、画面上に表示されているものをタップするか丸で囲むと、Googleの画像検索が実行される。
  2. リアルタイム翻訳:オンデバイスで動作するこの機能を使えば、電話をしながらリアルタイムで相手の話を翻訳して聞くことができる。また、通話相手もこちらの発言を自分の言語で聞くことができる。
  3. 文字起こしアシスト:録音した音声の書き起こし、翻訳、要約を行うことができる。
  4. ジェネレーティブ編集:Googleの「編集マジック」機能のように、被写体を長押し(または丸で囲む)することで画像を修正できる。
  5. チャットアシスト:メッセージを書くときに適切な表現に迷った場合、Galaxy AIを使えば、カジュアルな文体や形式に則った文体など、さまざまな文体で書き換えてくれる。
 Galaxy AIの機能は、カメラのハードウェアに特化したものを除き、S24のすべてのモデルで利用できる。(Galaxy AIは「Bixby」に取って代わるものではないことに注意してほしい)