退屈な時はお茶に誘って | 家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。

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なれない環境でまさにパプアニューギニアに来ている感じです。
他のページで小説書いてます。
よかったら遊びに来てください。

https://ameblo.jp/yuki-matuda

まだまだ予断を許さないコロナ禍。

皆さん、なんとか生きていますか?

ただ生きているだけというのもありがたいことですが

辛いものでもありますよね。

自由と平和が当たり前すぎたのかもしれませんね。

自由と平和、先人たちが勝ち取ってくれた財産ですね。

感謝です。

 

しかしうちの中には厳しい検査官がいる。

コンビニに出かけ外出して帰ってくると玄関にその人は立っていた。

「はい脱いで、」身ぐるみ剥がされ洗面所に連行される。

「ハイ手洗いして」そしてほぼ裸同然の姿で手を表される。

その時なぜかその時歌が流される。検査官の自前だ。

なかなかいい声ではあるがオペラはやめろ、ここはアウシュビッツか。

どうせ歌うんならテレビでやっているような童謡にしてくれ。

結構自由がないことは嫌なものである。

「だって大和くん達に伝染ったらいやだもん」

検査官も水際で止めるのに必死なのである。

ある意味命をかけている。

「別にいいじゃない。洗濯するの私なんだから」が妻の口癖である。

わたし的にはコンビニ行っただけだし、誰にも接触していないし、

大丈夫だと思うんですけど検査官の徹底ぶりはすごいものがある。

まず数ヶ月経つが全くぶれない。

あなたもしかして都知事選当センスrんじゃないですかね。

「私は無理よ。全く経験がないし」

何をまともに答えている。

 

そして手洗いを済ませる大和と小町さんが私のそばによっていい事が認められる。

そして大和は私の足にまとわりつく。

「大和くん、自由はありがたいことなんですよ」

家に中では無限フリーダムな大和にはわからないか?

すると妻は最近j購入した笛を吹いた。

「そこつまらないこと言わないの」

「だめですか?」

「大和くんがお外に興味持ったらどうするの?旦那さん言霊ってあるのよ」

「あなた迷信っぽいのすきですよね。因果応報とか」

「そんなことより食材買ってきてくれましたか?」

「もちろん、ブツはここにあるよ」そう言って私は乱暴気味にテーブルに置いた。

「おお!これなら例のもの作れるわよ」

べつに昼食作る前に乗らなくてよい。

 

私はぶつを引渡し自室に向かった。

「できるまで部屋から出てきちゃダメですからね。」

軟禁である。

「大和くんたちもおとうちゃんに遊んでもらいなさい」

仕方ないので大和くんたち大興奮のトレマーズゲームで遊ぶことにした。

 

しばらくしてなかなか私の名前が呼ばれないので

リビングに向かうことにした。

すると妻は昼食作らずに縄跳びをしていた。

「あの~昼食は?」

「ほらスポーツジム行けないから運動しないとね。いまテレビでもやってるし、

旦那さんも太り気味だからいっしょに運動しようよ。」

そうして私は強制運動をさせられる。

 

世界も家庭もいま大変なことになっている。