そもそも「強み」って何?~大串&梶のライブ配信【前半】 | 強みマネジメントのすすめ

強みマネジメントのすすめ

強みパターンを発見し、強みを実際に使いこなしていく、

 

先日、大串智紀さんの「エスモーズライブ配信」にゲスト出演しました。

 

テーマは「強み」。

「そもそも強みってなんなのか」という強みの基本の話から、「強みを知ると何が変わるのか」まで話しました。

 

内容について、ブログでもまとめました。

強みについて知りたい方、活かせるようになりたい方は、必見です!

 

また、こちらからアーカイブ動画を見ていただけます。

家事や仕事の合間に聞き流したり、移動の間などに聞いてみてください。

 

 

 

  そもそも「強み」って何?

 

――(大串)世の中で「強み」っていうのは、いろんなとこで使われてると思うんですよね。

 

「就活の中で強みを生かす」とか、仕事してる中でも「強みを活かそう」とかっていう風に言われてると思いますが、多分、おのおの中で強みっていうものに対するイメージとか、考え方がちょっと違うと思うんです。

 

一般的に「強み」って僕たちが言ったときは、どういうふうなことを「強み」って言っているんですかね。

 

(梶)「強み」は、色んな定義があるんですけども、我々、強み理論を通して伝えている人達が使ってる強みっていうのは、「オリジナルである」という定義があります。

 

オリジナルというのは、「強みっていうのは1人1人違う。同じような強みかもしれないけども、同じものは二つとしてない」

大串さんだったら、大串さんだけ強みがあって、僕だったら、僕だけの強みがある。

 

もう一つ、強みというのは、世の中ではできるようになったことを偉いと思うような風潮もあるけれど、できるようになったことではなくて、「空気を吸うように当たり前にできてしまうこと」「なんの努力もなく、当たり前のようにできてしまうこと」という定義があります。

 

――(大串)苦労して自分が出来るになったこととは違うっていうことですか?

 

(梶)はい、違います。

 

――(大串)例えば、僕で言ったら、英語っていうものを仕事にしてやってきてるんですけど、英語は強みではない?

 

(梶)英語が強みではないですね。

 

 

 

  努力でできるようになったことは「強み」じゃない

 

――(大串)勉強してやったこととかは、ちょっと違う?

 

(梶)違います。

 

勉強してできるようになったことっていうのは、あるいは努力してできるようになったことっていうのは、「強み」ではなく「能力」っていう定義しているんですよ。

 

――(大串)「強み」と「能力」ってのは、明確に分けて話さないとごっちゃになっちゃいますね。

強みっていうのは、先天的なものという感じに近いですか?

 

(梶)先天的なものもあるんですが、強みは構造によってできあがるものと言われいるので、子供の環境よって脳の構造は変わってくるので、先天的なものだけではないですね。

 

でも、脳の構造なので、その人の脳がどうなってるか、その人がその環境の中でどう過ごしたかによって出来上がってくるものですね。

 

 

  強みは必ず成果を生み出す

 

 

――(大串)強みというのは、どちらかというと自然に出来上がってきてるみたいな感じに近いんですね。意識せず自然に出来上がってきて、すごくできるようになったみたいな。

 

(梶)あともう一つ、強みの定義で大事なことがあるんですが、強みというものは、「必ず成果を生み出す」ということなんですよ。

 

――(大串)成果を生み出すというのはどういうことなんですか?

 

(梶)何かをやると必ず成果というのがあるんですよ。例えば、人よりも良くできるとか。

 

分かりやすい例でいくと、絶対音感があるとか。

絶対音感にもいろんな人がいると思うんですけど、その人なりの絶対音感がこういう理由であるっていうのがあったとしたら、それは絶対音感による成果が生まれるわけなんです。どんな音を聞いてもわかるという。

 

 

  梶さんの「氷山を見せる」強み

 

――(大串)成果が生まれないものは強みではないとかんがえるんですね。

では、梶さんがもっている強みは、例えばどういうものがあるんですかね。

 

(梶)僕がもっている強みって、いろいろあるんですが、例えばよく言われるのが、コンサルをやってるんですけど、コンサルしたときに初めて会って30分も話せば、例えば「大串さんってこう人ですよね、こういうところありますよね」と言い出すんですけど、それがかなり当たっているという。

 

この前会った方は、1時間コンサルして「なんか占い師さんと話してるみたいです」と(笑)

 

これは僕の強みを複数使ってるんですけども、例えば、僕の強みの中でいろいろな所で活かしているもので「氷山を見せる」っていう強みと一応名前がついてるものがあります。

 

海から突き出ているじゃないですか。でも海中の方がかなり大きなものがあるじゃないですか。

なので、見ても氷山の全貌はわからなくて、底の方とかその人も分かってないようなものを見つけてきて見せるというような強みがあったりするんですよ。

 

――(大串)この話は、僕も実感してるうちの一人で、僕は梶さんがコンサルしている強み総研のサービスに入ってるんですが、一番最初に梶さんにコンサルしていただいて、その時に本当に人生観が変わるアドバイスをしていただいたと思ってるんですよ。

 

今までの自分の気づいていない部分を気づかせていただいたっていう。本当に30分くらいしか話してないのに、自分に対する見方がガラッと変わるという経験をしたんですよ。

なので、今の話はめちゃくちゃわかりますね。梶さんの強みっていう所で。

 

(梶)そうですね、その人も気づいてないようなことを見つけてきて話す。

 

あともう一つが、その人にわかるように話してしまうんですよ。

普通考えたら、30分しか話していない人間がいきなり「あなたこうですよね」って、なかなか自分が思ってもなかったことを言われたら、「そうです」って言いづらいじゃないですか。

 

――(大串)そうですね。普通、反抗したくなったりすると思います。

 

(梶)でも、ほぼほぼそれが、僕が言ったことを受け入れるんです。「確かにそうです」というふうに。

 

これは僕は、考えて話してるわけではなくて、一切考えずに、話をしてる中で何か当たりをつけて、「ここからなんか引き出せる」と思ったような話をちょっと言って、そこからずるずるずる話し中で引きずりだしていって、そしたら「こんなんでましたよ」みたいになっていってます。

 

 

  意識せずにやっている

 

 

――(大串)じゃあ分析してるとかいう感覚がある訳じゃないんですか?

 

(梶)一切ないです。

 

――(大串)すごい分析できる強みがあるとか、そういう感じではなさそうなんですね。

 

(梶)よくそういうふうに言われるんですが、そうじゃなくて、例えば、お医者さんとかでも触診をしていて、優れた方だったらすぐわかるじゃないですか。

 

「あっ、これだったら、ここ」とかわかったりする、そんな感じなんですよ。

なぜかそれを引き出す様な言葉が勝手に出てくるんですよ。

 

――(大串)じゃあ、結構、オートで動いてる感じなんですか?

 

(梶)そうですね。自分の意図とかは一切なくて、話をしている中で「あ、ここかな」と思ったら、そこを掘り出していく。

 

そこから探っていったり、別のことを話したりして、時には一つ二つとかから、こうなってますよねっていう話をしてみたいな感じですね。

 

そこに僕の背景とかにある知識とか情報とマッチングして伝えるみたいなかんじですね。

あんまり頭は使ってないです。使っていないというか、脳は使ってるんですけど、意識して考えたりは一切してないです。

 

――(大串)分析が入っているという感覚はないんですね。

 

(梶)僕の脳の中で、分析してんのかもしれませんけど、そいうい感覚がなくて。

 

だから、僕は話しているときに、時々黙り込むことがあるんですよ。黙り込むと考えているように見えるようなんですけど、考えているわけではなくて、言葉が浮かぶのを待っているという感じですね。

 

 

  「努力」より「強み」の方が結果が良かった

 

――(大串)それは、特殊な感じ、強みという感じがありますよね

 

(梶)コンサル始めたばっかりの時は、自分の中で分析をしてたんですよ。

コンサルをしてる中で分析して一生懸命自分で考えて出てきた答えよりも、考えずに会話して出した答えの方が正しいんですよ。

 

――(大串)梶さんの中では、一生懸命、分析をしていた時というのは、どっちかっていうと努力をしていたっていう感じですか?

 

(梶)はい、努力してました。

 

――(大串)つまり能力も使おうとしてたって感じに近いんですか?

 

(梶)そうですね。

 

――(大串)今は、どっちかっていうと強みフル発揮?

 

(梶)そうです。だからコンサルの時に、自分で考えるっていうことはもう放棄しています。

強みをいかに使うかっていうことだけ。

 

自分の強みで出てきたものの検証はするんですよ。検証する時は、強みを以外のものも使って検証をしてます。

 

僕の背景にある情報とか、そこで繋がったものとかを見た時に、他に関連するもの、情報とかないかとかっていうのは、そこについては、一部、能力的なものとか使ったりはしています。

 

――(大串)サーチはかけるって感じですね。

 

(梶)それで正しいかどうかというのを、持っている情報、過去のコンサルの事例とかから正解かどうかを見ていったりはしています。

 

――(大串)梶さんのコンサルを受けている立場からすると、説明されるとやっていることにがわかって、だからそういう言葉が出てくるんだとか、わかる気がしますね。

 

(梶)だから、僕のコンサルで話す内容は人によって全く違うし、話し方も違う。

 

――(大串)それは自然にですよね。

 

(梶)そうです、自然に。

 

――(大串)強みというのが梶さんの例を聞くとよくわかりますよね。これがまさに強みなんだっていうのは。

 

(梶)中には、ビジネスのコンサルをしてる人とかでも、「その人が出せる成果がわかる」という人もいるんですよ。

各論は後でつけていくんですよ。まず、「これはこういう成果が出せるはずだ」っていうのがわかる人がいるんですよ。

 

――(大串)「あなた、これできるでしょ」みたいなのが分かっちゃう。

 

(梶)「あなたはここまで行くよ」って言うのが。

 

――(大串)不思議な感覚なんですけど、強みってそういう感覚なんですね。

 

(後半へ続く)

 

 

※この内容をアーカイブ動画でも見ていただけます。

何度も見ていただくと、より強みのことが理解できると思います。

 

 

 

大串&梶の2画面ライブ開催決定!

 

毎週金曜日12時~大串さんと梶のライブ配信を開催することになりました!

聞けば、人生がもっと豊かになるヒントが得られるかも。

ライブ配信はエスモーズ公式ページでご覧いただけます。

お楽しみに!