心配事の9割は起こらないが対策は無駄ではない

不安や心配事を抱えながら
日々暮らしている人は
とても多いものです。

不安について調べた調査は
たくさん出ていますが
実に40～70％の人が
日々何かしらの不安や心配事を
感じながら暮らしていることが
わかっています。

おそらく、あなたも
不安が一切ないということはなく
何かしらの不安を
日々感じていることでしょう。

さて、この不安や心配事なのですが
その9割は起こらないことが
各種調査により
明らかになっています。

例えば、国際認知療法学会会長
ロバート・リーヒ博士の研究によると
心配事の85％は
実際には良いことが起こり
12％は心配事は起こったが
予想よりはマシだったという
結果になりました。

不安が的中したというのは
わずか3％だけだったのです。

では、不安や心配事を
考えるのは無駄かというと
そんなことはありません。

不安や心配事を考えて
なるべく対策仕様とするからこそ
人生が良くなっていく面も
あるわけです。

例えば、経済的不安を感じた場合
仕事や勉強に取り組むと
結果として収入は増えていきます。

実際に、不安を感じやすい人ほど
年収が高いという
調査結果もあるほどです。

また、健康不安を感じると
暴飲暴食しなくなったり
運動するようになったりするため
結果として病気になりにくくなり
寿命が延びていきます。

私の母は、以前癌になりましたが
癌の手術をした後
ジャンクフードを食べなくなり
毎日ウォーキングするようになり
今はとても健康に暮らしています。

というわけで
心配事の9割は起こらないのですが
それは心配した結果
対策するからというのもありますので
不安や心配事を
全て無視するのは良くないですね。

不安や心配事を考えすぎると
毎日が苦しくなってしまいますが
考えないで楽観的過ぎると
経済的破綻したり病気になったり
しますので
自分なりのバランスをとって
暮らせばいいのではないかと思います。

不安になり過ぎたら
「不安の9割はおこらない」と考え
収入が低かったり
健康診断の結果が悪かったりしたら
「もっと不安を感じて対策したほうがいい」
と考えると
ちょうどいいのではないでしょうか。

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