3歳くらいまでの子育てと言うのは
病気や怪我のリスクを
限りなくゼロに近づけることに
重点を置いています。
あれは食べちゃダメ
こんな遊びをするのは危険だからダメ
人混みに行くのは
リスクがあるからダメと言って
部屋の中に入れたまま
単調な味の餌を与えて育てます。
これは、病気や怪我を防ぐという
目的のためには
確かに正しいかもしれませんが
大きなデメリットも考えられます。
それは何かというと
味覚音痴、運動音痴、言語音痴で
外部刺激に弱い、コミュ力の低い
人間になる可能性が
上がると予想されることです。
具体的な大規模調査が
あったわけではないので
推測の域になるのですが
いくつかわかっていることから
こうなると考えられます。
例えば、わかっていることとして
アメリカ人はフランス人より
味覚音痴であり
これは幼少期に食べるものの味が
原因と言われております。
幼少期に食べるものの味が単調だと
その味しか理解できない味覚になり
複雑な味を楽しめない人間になるのです。
音楽の世界では
もっとはっきりわかっており
3歳までに音楽教育を受けると
絶対音感になるのですが
そうでない人はなれないのです。
また、言語の研究においても
幼少期に英語やアラビア語を
聞いていない人は
その言語を聞き取りにくいことが
わかっています。
ある種類の音を聞いていないと
その音のことを聞き取れず
ノイズやペラペラとしか
聞こえなくなるわけです。
日本人は無音の環境で育つ人が多いので
素敵な音楽でもノイズにしか聞こえず
音楽がかかっている場所が
嫌いな人も多いです。
また、日本人は、英語にあって
日本語にない音を聞き取れないため
英語がかなり苦手であります。
この他、幼少期に
頻繁にプールに入れておくと
水泳が上手くなるとか
歩かせたり走らせたりすると
バランス感覚が良くなると
わかっています。
そして、運動神経が良くなるからこそ
スポーツだけではなく
日常生活も楽しめることが
わかっています。
頭と身体は繋がっているため
身体を使うと
脳も発達することもわかっています。
一方、部屋に入れておくだけでは
各種運動能力は育たず
頭も良くならないのです。
というわけで
病気や怪我のリスクを
避けることばかり考えると
各種能力の低い人間になりがちですので
要注意であります。
世の中には、音楽がノイズに聞こえ
料理も美味しく感じず
出かけるのは恐怖でしかなく
変化に対応出来ない人もいて
自分の子供もそうなる可能性が
上がりますので要注意ですね。
3歳までは高刺激にして
いろんな経験をさせた方が
その時の病気や怪我リスクは
上がるかもしれませんが
音楽も料理も旅行も楽しめて
人生を謳歌できる人間に育つというのが
私の持論であります。
ちなみに、私の娘は
いろんな場所に連れ歩いて
なるべく高刺激にして育てたので
学校でも人混みでもいつもご機嫌ですし
水泳と音楽（ハープ）は学校ではなく
マカオ全体の同学年トップで
もちろん学校の成績も最高です。
パパは運動と音楽がさほど得意でなく
遺伝ポイントでハンデがある中
ゼロ歳からプールで溺れさせてたのと
カワイの幼児用ピアノで
本物の音に触れさせていた
効果を感じています。
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