レバノンの通貨レバノンポンドの
市中両替レートが
昨年比で70%も暴落しています。
法定レートはドルペッグ制で
1ドル1507.5レバノンポンドの
固定レートなのですが
その値段で取引する人はもはやおらず
1ドル5000レバノンポンドと
なってしまいました。
なぜ、こうなったのかというと
レバノンポンドは紙くずになると思って
手放したい人が増えたからです。
レバノンは経済状態が悪く
2019年までは20年間
プラス成長だったものの
今年はマイナスになると
コロナ前から予測されました。
どんな流れで、こうなったのかというと
まず隣国シリアが紛争になってしまい
シリアはもちろんイラクイランとも
陸路貿易できなくなりましたし
観光に来る人も減りました。
それから、危機を感じた支配者層が
海外に事業や資本を次々に
移してしまいました。
さらに、経済悪化で不満がたまった人達の
デモが過激化して金融機関を破壊
コロナが発生して経済がさらに悪化で
現在下げ止まらない状況になっています。
レバノンは国として
国民がレバノンポンドを売らないように
両替規制や海外送金規制もしているものの
国民はレバノンポンドを
ドルやビットコインに闇両替しており
暴落が続いているのです。
レバノンはこのような状況なのですが
日本人がこの話を聞いても
「貧しい国は大変だね」という感じで
他人事だと思います。
しかしながら、よくよく見ると
日本も共通している点が多く
決して他人事ではありません。
日本も先行き不安が進むと
ある日突然、円売りする人が増え始め
その勢いが加速した場合
ぐんぐん価値が下がるわけです。
そして、円の価値が70%ダウンになると
輸入品が超高額になりますし
輸入品材料を使った国産品も
高くなります。
額面的には暴落前と同じ
月収50万円だったとしても
貯金1000万円だったとしても
日本の不動産資産1億円だったとしても
買えるものが半分くらいになるのです。
さらに、しばらくして落ち着くと
今度は資産を海外やビットコインに逃して
ダメージを受けなかった人に
株や不動産が買われることになり
国内物価も上昇し格差拡大するのです。
というわけで
こういう日がいつきても
おかしくないと考えて
心の準備と対策を
しておくことをお勧めします。
すでに日本の銀行からは
海外送金しにくくなっていますが
ドルやビットコインやゴールド
にしておくことはまだ出来ますので
一部は変えておくと
いいかもしれないですね。
対策した人は資産を守れる一方
対策しない人は資産を半分とか3分の1に
減らしてしまいますので要注意です。
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