震災関係のブログを見ていると、国の動きについて
「大企業の利益重視、国益重視、人命軽視、国民の利益軽視」だと
批判している人を多々目にします。
しかし、そんなことを批判してもあまり効果がないので
今日はその理由として、
私が２００９年１２月３０日に書いたメルマガ記事を紹介します。
２００９年１２月３０日に書いたのは
人命より金を大切にする人が勝っていくという話です。
★ ここから↓
このメルマガを長い間ご覧の読者さんは
もうご存知だと思いますが
私は今年２４カ国を旅してきました。
また、ただ観光するだけではなく、
その土地の現在の政治や経済や、
過去の歴史について学んできました。
その結果、以前はわからなかったことが
いくつもわかりましたので、
今日から少しずつ解説していこうと思います。
まず、最初にお伝えしたいのは、
「世界は金で動いている」ということです。
しかも、多くの国で、貧しい人の命より、
金持ちの利益が重視されているということです。
貧しい人を救う募金活動や、
地球を守るエコ活動なども行われていますが
それらの多くも、イメージアップして儲けるためだったりします。
ニュースだって金でコントロールできるので、
金持ちが儲けるときに迷惑になるニュースは基本的に流れません。
このことが、いいことなのか悪いことなのかについては
「好ましくない。」と思っている人が多いようなのですが
みんな職務上、利益を追求せざるを得ない状況です。
なぜなら、個人は組織に求められる仕事をこなせなければ
クビになってしまいますし、
国や企業も営利を追求しなければ
他の国や企業にやられてしまうからです。
太古の昔から、現代に至るまで、
この原理原則は全く変わっていません。
金が無い組織は、金がある組織が攻めてきたときに
滅びてしまうのです。
軍事力や交渉力や企業間競争力は基本的に金で決まるからです。
日本に住んでいて、日本で報道されるニュースを見ていると
世界は平和で手をつないで未来に進んでいくイメージがありますが
私が学んで旅してきた印象では、それはありえません。
平和ボケしている国は、国が侵略されるか、
国が内部から乗っ取られるかのどちらかになります。
これは歴史を振り返ってみても明らかです。
個人レベルでも、稼ぐ力と暴力に負けない力が無ければ
安全な暮らしはできません。
稼げなければ貧しいままですし、資産を守れなければ奪われます。
今の日本人が国に守ってもらえているのは、
稼ぐ力があって大量の税金を払っているからなのですが、
税収が減って外国人が増えていけば、
今のようにはいかない可能性が高いです。
奴隷を活用できなくなった資本家が奴隷を見捨てるように
国民を活用できなくなった国は国民を見捨てるものです。
そのため、今後、税収が減って、外国人も大量に入ってきて、
政治家が他国に買収されていく日本に住み続けるのであれば
強くたくましく生きる準備をしておいたほうが良いです。
騙されないように注意する心がまえはもちろんのこと、
自力で稼げる力と、犯罪者から身を守るための防衛費と
誰とでも柔軟に交渉できるコミュニケーション能力がなければ
苦労することになります。
なお、愛と平和の世界で生きたいのであれば、
自分が力をつけて周りの人を守ったり
愛を与えればその周辺では出来ますが
他人の金儲けの邪魔をするとジョンレノンやＪＦＫのように、
さらにパワーのある人によって潰されるので注意が必要です。
★ ここまで↑
というわけで、
「国益重視、大企業の利益重視、人命軽視、国民の利益軽視」は
庶民にとっては非常識な話であっても
支配者にとっては常識的な話というわけです。
そのため、その点を批判しても受け入れてもらえません。
ですから、支配者に少しでも大切にしてもらいたいのであれば
批判するより媚びたほうがまだましと言えます。
あと、この価値観で考えると
管直人首相が、自分を支持しない国民を軽視する行動をしたとしても
不思議なことではないということがわかります。
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