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今、香港にいます。
ケープタウンからヨハネスブルグを経由して
ようやく香港まで来ることができました。
が、しかし
ここに来るまで、恐ろしいことの連続でした。
まず、ケープタウンで、
飛行機が４０分遅れの表示がでました。
ヨハネスブルグの乗継時間が１時間１０分しかなく、
ゲートは２０分前に閉まるので、
実質１０分しか時間がありません。
香港ヨハネスブルグ間は１日１便しかないので不安が募りました。
続いて、遅れて搭乗口に来た飛行機は
なんと乗客を乗せていました。
そのため、整備と清掃の時間がぜんぜんなく
実質１０分くらいで整備や清掃をやっていたので
これで本当に安全なのだろうかと心配になりました。
実際に機内は、大きなゴミこそないものの
バターなどの小さいゴミが散らばっていたり、
テーブルは汚れたままだったり散々な状況です。
さらに、飛行機が離陸したあとは
ありえないほど揺れて、時々ふわっと無重力状態になります。
ディズニーランドのスターツアーズのようです。
私は毎月飛行機に乗っているのですが
こんな怖いフライトは初めてでしたし、
隣の女性は下を向いて泣いていました。
さらにさらに、恐ろしかったのは
飛行情報を見ていたら、到着地のヨハネスブルグを通り越して
もっと先に進んでいたことです。
これを見て、飛行機が故障して着陸できなくなったのかと思って
本当に死ぬかとおもいました。
そんな、怖すぎるフライトだったのですが
Ｕターンしてヨハネスブルグに戻り、なんとか着陸しました。
こんな怖い思いをしたのは
生まれて初めてだったので、かなり疲れてヘトヘトになりました。
それと、私はいつ死んでもいいやくらいに思っていたのですが、
実際に死ぬかもしれないと思うと、死にたくないと思いました。
ヨハネスブルグ到着後は、案の定時間が無かったのですが
ダッシュしたら何とか間に合ったので
これについては本当に良かったです。
荷物チェックで止められて「１０ドル払え！」と言われたり、
出国手続きや搭乗口でもいじわるをされたのですが、
飛行機に乗っている時の不安に比べたら大したことなかったです。
なお、今回の飛行機の件も含めて思ったのは、
南アフリカの価値観は、
日本に比べるとかなり適当だということです。
南アフリカの「大丈夫」は、日本の「危険」です。
犯罪だらけの国なので、
ちょっとやそっとのことなら大丈夫とされるのだと思いますが、
日本人には精神衛生上よくないことが多いです。
来年ワールドカップで世界中から旅行者が集まったら
いろんな面でトラブルが続出すると思いますので
何らかの圧力がかからない限り、たくさん報道されると思います。
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