羽賀研二が無罪になって
私は、本当に良かったと思います。
無罪になったところで、
事件の真相は闇に包まれたままだと思いますし、
私も実際のところはどうなのかわかりません。
しかし、世の中のほぼ全員が、マスコミの影響で
「羽賀研二は悪いやつだ。だから悪い事をしたに決まっている。」と
思っていた状況でも、
ちゃんと無罪判決が出るところに
「日本の裁判の公平性」を感じました。
これが、多数決で決まる制度だったとしたら
「マスコミの影響」で決められてしまっていたでしょうから、
そうしたら、ほぼ確実に羽賀研二は有罪だったはずです。
来年から、裁判員制度が始まるわけですが
そうなると、多少なりとも多数決の原理が影響してきます。
「力のある者」が悪い事をして、
「力のない者」に罪をなすりつけ、
「マスコミの影響」や「弁護士の力」で
ねじ伏せることが可能になります。
経済・行政だけではなく、
司法の場でも、強者の理論が働くようになると言うのは
少し怖いことですね。
「力のある者」に嫌われたら、
犯罪者にされてしまうことだってありえるということです。
これからは、詐欺で大金を手に入れて、
罪を他人になすりつける人が
どんどん出てくることも考えられます。
規模の大小はあったとしても、いろんなところで、
お金のあるイメージの良い詐欺師が得をして
お金の無いイメージも悪い人が損をしますので
注意した方が良いと思います。
宮崎あおいのような優しそうな美女が、
朝青龍のようなイメージの悪い男相手に
「貸した１００万円を返せ！」と訴えたら
みんな美女を応援するので、
本当はお金の貸し借りが全く無かったとしても
男は捕まってしまう可能性があるということです。
ＰＳ
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