保育の無償化といいながら新たな負担 | 子どもたちもお年よりも笑顔あふれる街へ

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10月から保育料を無料にします‼️と宣伝されていますが、あまり知られていないのが、新たに給食費の徴収がはじまることです

給食費の金額を決める保育園等利用者負担検討部会が3日に開催され、傍聴してきました

この部会では、公立保育園の給食費の金額を決めます

委員は、公益財団法人21世紀職業財団、民間保育園保護者、幼稚園保護者、民間保育園連絡協議会、朝霞地区福祉会みつばすみれ学園、連合埼玉朝霞・東入間地域協議会、民生委員・児童委員協議会、市議会議員からそれぞれ選ばれた8人

今日は5人の出席

市からは3つの案が示され、検討がはじまりました

議論の流れは、
食育は大切だから、お金が高くなっても良いものを子どもたちに食べさせたい

多少の負担は仕方ない

公立園の主食代も民間との格差をなくすために値上げしたらどうか

市から提案された、3つの案以上の金額を求める声さえありました

さすがにそれには、実費徴収なので余剰金がでるほどの金額設定にするわけにはいかないと、市側も説明

国が示した7500円という金額はあまりにも高額です

学校給食費は、小学校4200円、中学校4800円です

この金額と比較しても、いかに高いかがわかります

就学援助制度の利用すれば、四人家族で所得420万円までは学校給食費は無料です

保育園の副食費は、第3子と年収360万円以下(所得ではありません)の世帯は減免と言っていますが、減免の基準が就学援助と比較してもとても低く、主食費の減免はいっさいありません

給食は保育の一貫です

保育料は、収入により金額が決定されますが、給食費は一律です

生活が苦しい世帯に対して配慮しながら検討していただきたいと思います

ここで決められた公立保育園の給食費を参考にして、民間保育園の給食費を各園で決めていただくと言っていますが、あくまで参考なので、民間への強制力はありません

さらに高額になる可能性もあります

保育園の給食費を無償にすることを決定している自治体もあります

6月議会の一般質問で、市の努力で保育園給食費の無償化を求めました
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