■ジャンルものと侮って父娘の愛にノックアウトされました!´▽`)/ | 韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

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ポッドキャスト韓国語マガジン“サランヘヨ・ハングンマル”の編集長が、韓国と韓国文化の見つめ方を伝授します。

「怪物になってもいい、お前は私が殺す」

 

 

また久しぶりに韓国ドラマの紹介ですが、これはジャンルものとして息抜きのつもりで観たら、全8話のうちの第6話で衝撃を受けて完全にノックダウンしてしまったという『マイネーム: 偽りと復讐(마이 네임)』ですね。Netflixで観ました。ヾ(≧∇≦)〃♪

 

悪の組織による「無敵の女性キラー養成」ものですから、最近の映画でいうと、マーベルの『Black Widow』(2021)であり、『Anna』(2019)のようなジャンルものですよね。麻薬組織の一員だった父を殺され、復讐のために父のいた組織で殺人マシーンとしての訓練を受けて、身分を偽装してスパイとして警察組織に送り込まれます。

 

20代のか弱い女性が、たとえ死に物狂いで訓練するといっても、暴力団の訓練施設でのファイト大会で、一人女性として勝ってナンバーワンになるなど、まさに「でき過ぎた話よのお」と思っていたのですが、しかし第6話を見た時に、そのような侮りを後悔して真剣に打ちのめされてしまいました。

 

これは、デスゲームのジャンルものであるとばかり思った『イカゲーム』に感動の第6話があって一気に視聴者を本気の感情移入に巻き込んでしまったのと同じであり、『地獄が呼んでいる』の第6話で、まさかの感動展開になるのと同じだろうと思います。(韓国ドラマは6話がポイントなのだろうか)

 

この第6話でハン・ソヒさん演じる主人公のユン・ジウが身もだえしながら、「真実」を受け入れようとする時の苦悩演技がまさに圧巻であり、それを観ながら「このドラマもまたとてつもなかった」と思いましたね。彼女のアクションだけでも度肝を抜かれてはいたのですが、そこにこの感情演技力ですからね。恐るべし…。(((°`∇´°;)))

 

まあ、この上の三つの例に共通しているのは、その感動の柱が家族愛、特に親子の愛であるということですよね。その最も韓国的な要素ゆえに、それらすべては「ジャンルもの」という薄っぺらな位置を離れて、真実の人間ドラマ、となります。特に『マイネーム』の場合はそれが父と娘の愛ですからね。これも韓国コンテンツが最も得意とする感情線ではありますが、いつものように娘を持つ父として虜にならざるを得ません。

 

もちろん、それをいうなら私の場合、そもそも第1話から父親視点からジウを見つめるしかなかったわけですが、彼女がいつもいつも、父を愛し、父を恋い慕うがゆえの、かわいそうでかわいそうな「娘の表情」をしているわけですよね。どんな時にも、どんなに命懸けの戦いのさなかでも、その表情だけは変わらないわけで、それゆえにその表情がかわいそうでかわいそうで終始いたたまれませんでした。(>_<)

 

その上での第6話ですからね。これはもはや太刀打ちもできません。もう、ハン・ソヒさんのファンになります。あと、パク・ヒスンさんの声と演技がやっぱりすごいです。しびれざるを得ません。けっこうナイフで斬るシーンが多くて痛いドラマではありますが、これは無敵の父と娘の情のフルアクションドラマとしておススメです!♪ヽ(´▽`)/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


『マイネーム: 偽りと復讐(마이 네임)』予告編。

 

 

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