今回、慶尚北道の安東(アンドン)に呼ばれて講義をしてきましたが、韓国に暮らすものとして驚いたのが、お土産にと、安東にちなんだお菓子をいただいたことです。まあ、薄いどら焼きのような、慶州の「チャルボリパン」を真似た「ポリ(麦)パン」ではあったのですが、ちゃんと安東の地名が入っています!すごい!安東にもあったんですね。ヾ(≧∇≦)〃♪
これまで知っていた韓国の地域名菓は、天安の「クルミ菓子(ホドゥクァジャ)」と慶州の「慶州パン」と済州島の「ミカンチョコレート」くらいで、この中でクルミ菓子はあまり高級なイメージではなかったため(美味しいのだけど)、お土産としてお菓子をもらうのは、主に慶州と済州島くらいのものでした。安東にもあったとすると、もっとあるかもしれませんし、これからもっと増えていって、日本のようにいろいろと楽しめるようになるのではないか、という偉大なる可能性を感じましたね!♪(*´ヮ`)/
実際、この、慶州の「チャルボリパン」を真似た感じの「安東ポリパン」と共に、済州島の「ミカンチョコ」を真似た感じの、ミカン、リンゴ、ブドウ味のチョコが入った「河回タル・チョコレート」というものもいただきましたからね。「河回タル」というのは、ここ安東の伝統村「河回マウル(村)」に高麗時代から伝わる、韓国で最も古い木のお面であり、昔の風習をそのまま残す「河回マウル」の象徴、トレードマークでもあります。まあ、チョコのほうは、形が「河回タル」を象っていてる以外、味のほうは済州島のそれとよく似ていたと思いますが。
ちなみに済州島のチョコレートも、かなり地域ぐるみで力を入れて押している銘菓であって、特産のミカンにちなんだ「ミカンチョコ」が有名ですが、それ以外にもいろいろあり、島には「チョコレート博物館」や「チョコレートランド」が有名な観光地ともなっているくらい、本格的なチョコの産地を目指しているんですよね。
先日も書きましたが、何よりこれらの韓国名菓のすべてに共通するのは、一言でいって、「甘くない」ということですよね。それはもちろん私たち日本人から見てそうだということであって、韓国人にはちょうどいい甘さだということになるのでしょうが、チョコにしてもアンコにしても、「あれ?」というくらい甘くないのが特徴であるといえます。
ちょっと甘さが物足りない気もするのですが、そういいつつ、この前も書いたとおり、私は最近は韓国のこのくらいの「甘くなさ」がちょうどよくなってきたんですよね!年齢のせいという声もありますが、今回も「安東ポリパン」がぜんぜん甘くないなあと思いつつも、これがとっても美味しくて、たくさんいただいてはとっても喜んでいます!♪ヽ(´▽`)/
【行き方】 安東韓牛専門店「묵향(ムッキャン)」は、安東の高速バスターミナルのすぐ近くですね。(→ストリートビューで見てみよう! )
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