■理解もコントロールもできないがゆえの愛の奇跡! | 韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

ポッドキャスト韓国語マガジン“サランヘヨ・ハングンマル”の編集長が、韓国と韓国文化の見つめ方を伝授します。

韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!
昨年の20世紀フォックス作品『ルビー・スパークス』。とても美しいシーンが満載です。



昨年の米国作品『ルビー・スパークス(Ruby Sparks)』、観ました。いい映画でした!終始、愛の全能感と幸福感と共に、大切なものが壊れそうな不安感。特に最初の出会いとラストのシーンで泣けました。


男女の出会いというものが皆、それぞれに奇跡であり、愛とはすべてを奇跡に変えてくれる力であるということを感じさせるとともに、重大な愛の間違い、その恐るべき落とし穴についても教えてくれます。


何よりも、人間は誰しも、その“想像力”によって、充分にその愛の奇跡に出会うことができるという事実ですよね。相手の性格や姿や生きてきた過去までも、それらは皆、実際にはすべて私自身の理解を超えているのに、それが皆、理解できるとか、すべてコントロールできると考えてしまい、そうではないと愛ではないと思ってしまうことにすべての間違いがあります。


そうではなくて、いつも想像力を持って、それでもその人と共にいられること、理解できないその人といつも一緒にいる自分を最も幸福な存在であると知ること。それをそのまま人生最大の奇跡だと感じられれば、それはすべてが愛の奇跡になり得るということを感じました。


『リトル・ミス・サンシャイン』のジョナサン・デイトン監督と『(500)日のサマー』のスタジオだというわけですが、観終わった後にそれを知ってなるほど、と思いました。まだご覧になっていない方は、先入観なしにみるのがいいだろうと思います。


主人公カルヴィンは、小説家で処女作が大ヒットして世間から「天才」と称されていますが、その後のスランプで、何も書くことができず、精神科医との相談に通っています。何よりふだんの人間関係が実の兄との関係しかなく、特に女性との交際に消極的で、それでも充分に生きていけると思いがちな、典型的な草食系男子でもあります。


ある日、精神科医のアドバイスに従って、自らが理想とする夢の中の女性をヒロインにしたラブストーリーを書き始めますが…。


と、ぜひ、このぐらいで映画を観始めてください。これ以上のあらすじや解説をできればご覧にならないでください。ちなみに私は人の勧めで、まったく何も知らない状態で観たのが本当によかったと思います。


日本ではこの春公開されて、まだ上映中の所もあるようですが、4/24にDVD発売だそうですね。お勧めです!



韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!



韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!



韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!



韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!



韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!



韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!




ルビー・スパークス [DVD]/20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
¥3,990
Amazon.co.jp



☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゜☆。.:*・'゜☆

韓国情報ランキングに、現在参加中です。
ブログランキング

↑上のバナーをクリックするだけで、一票が入ります!
更新を願って下さる方は、よろしくお願いいたします。