■韓国人が雨の日に「プッチンゲ」を食べる理由!*´ㅠ`)♪ | 韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

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ポッドキャスト韓国語マガジン“サランヘヨ・ハングンマル”の編集長が、韓国と韓国文化の見つめ方を伝授します。

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イカとニラの入った我が家の「ヘムルプチュジョン」。


韓国は8/12以降が「カウル・チャンマ(秋梅雨)」の期間だったということですが、この期間に台風が14号、15号と二つも来て、平年の倍の雨が降ったそうですね!


ということで、今日も雨が降ったので、例によって、韓国人の妻が「プッチンゲ(부침개)」を作ってくれました。韓国人は、雨が降るとプッチンゲが食べたくなるのでした。(*´ㅠ`)♪


「なぜか」と尋ねると、たいてい「美味しいから」などと答えてきますが、それでもよくいわれる理由としては、①雨粒の落ちる音が油で焼く音を連想させるから、②家族が皆、外に出られず家にいるので、食事時以外にゆっくり炒め物でもして一緒に食べるため、③寂しく肌寒い雨の日に、温かい油の炒め物で景気付けして元気を出すため、というような感じでしょうかね。


「プッチンゲ」は、日本では主に「チヂミ(지짐이)」の名で呼びますが、この言葉は、油で焼くことを、その「チヂヂヂヂヂ」という音から出た動詞で「チヂダ(지지다)」というからですよね。でも、それはふつう、慶尚道方言という認識であって、より一般的には、「プッチンゲ」といいます。これも、同じく油を引いて焼くことを「プッチダ(부치다)」というためです。他に、「ジョン(전)」という言い方もあり、これは「煎」という漢字語ですよね。


使う粉や中に入るものの種類によって、さらに細かい呼び分けがあります。今日の我が家のプッチンゲは、「プチュ(부추、ニラ)」と、細く切ったズッキーニとイカが入っているので、「ヘムル・プチュ・ジョン(해물부추전、海産物ニラ煎)」というのが普通ですね。


ということで、韓国は梅雨が7月なので、そちらを「ヨルム・チャンマ(夏梅雨)」と呼んだりしますが、今年の「カウル・チャンマ(秋梅雨)」は「ヨルム・チャンマ」の1.65倍も雨が降ったとのこと。さらにまた来週には、台風16号が直撃するという話もあり、ちょっと心配ですが…。とりあえず、とっても美味しかったです!



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