日刊紙『京郷新聞』のスポーツ版に面白い記事が出ていましたね。私もちらっと思ってましたが、『屋上部屋』のユチョン君と『Dr.JIN』のジェジュン君の話し方が似ているのはなぜか、という考察なのでした！ヾ(≧∇≦)〃♪
けっこう詳しい考察で面白かったので、ちょっと長かったですが、翻訳してみました。(*´▽｀)
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■『屋上部屋』パク・ユチョン、『Dr.JIN』キム・ジェジュン、史劇演技似ている理由は？
MBC新週末ドラマ『Dr.JIN』と最近幕を閉じたSBS水木ドラマ『屋上部屋皇太子』が多くの共通分母を持っているとして話題を集めている。
最大の特徴は過去と現在を行き交うタイムスリップを素材にしたということ、もう一つの特徴は韓流スターであるJYJメンバー（キム・ジェジュン、パク・ユチョン）が出演するという点だ。
特に二人は演技をする時の話し方まで似ていて、さらに関心を集中させているだが、画面を見ずに、演技している部分だけを聞けば、どちらがどちらだか容易に区別できないほどだ。そうだとすれば、二人の史劇演技はなぜ似ているように感じられるのだろうか？
1番目に、長い時間を一緒に過ごしたグループであるため、発声と呼吸、唱法が似ている。JYJメンバーであるパク・ユチョン、キム・ジェジュン、キム・ジュンスは、2003年に東方神起でデビューした後、2010年JYJとして生まれ変わるまで、満8年間を一緒に過ごしてきた。常に一緒に発声と呼吸、唱法などを学び、同じ歌を歌いながらお互いのパートに和音を入れてあげるため、声が似ているように感じられるということがあり得る。
2番目に、史劇に初めて挑戦するキム・ジェジュンが、パク・ユチョンをロールモデルとして考えたということがあり得る。キム・ジェジュンは前作『ボスを守れ』で見せてくれたキャラクターと差別化して演技の幅を広げるためにも、今回の史劇演技が非常に重要だった。そのため、先駆け史劇演技で大きな人気を呼び起こしたチームメンバーであるパク・ユチョンの史劇演技をベンチマーキングした、ということがあり得る。
3番目には、史劇の特性上、声の演技の幅が狭いため。史劇は宮中用語が大部分であるため、人物の特徴を表現するための声の演技に多くの困難が伴うものである。すなわち、現代劇と違って史劇では、声の演技の変奏が容易でないために、概して俳優たちが皆、似た声のトーンとイントネーション、話し方を使うようになることが理解できる。
声を専門的に研究・治療するイェソン耳鼻咽喉科のキム・ヒョンテ院長は、「史劇でのせりふは大部分、極尊称語と宮廷用語であるため、類似したイメージから脱するためには、声のトーンを、可能なかぎり重低音を維持しつつ、単語ごと、文尾に言葉をにごらせたり、終りを弱くせずに、声に力を加えなければならない」とし、「パク・ユチョンとキム・ジェジュンはこの二つの共通点を持っている。ふつう男性の声の周波数は100～150Hzなのに、この二人の声の周波数は、90~120Hz程度で、重低音に属する」と説明した。
また、劇中、背景となった時代の正確な用語と尊称語を正しく駆使しなければならないし、現代劇を演じるかのような話し方は避けなければならない。あわせて、言葉の速度はいつも一定の速度を維持しつつ、切れたり、口ごもることなく、一定に語ってこそ、権威感を倍加させることができる。このような声の演技が同伴される時、遠い昔の人物であっても、現代にさらに光を放つように表現され得るのだ。
それならば、史劇で声の演技は重要ではないということだろうか？そうではない。米国の社会心理学者エルバート・メラビアンは、メッセージ伝達をする時に一番重要なことは、服装や表情、対話内容ではなく、声であると解明したことがある。これは、時代劇を演技する俳優にもそのまま適用し得る。
すなわち、史劇で演技する時、服装や態度だけではその役割に対するイメージを、個性を持たせて立派に表現するには不足なのだ。声を通した演技をなす時、真にその人物についての真実味を伝達することができる。
史劇から出る人物に対する描写は、演技だけでなく、声を通した人物の表現が、視聴者をして伝達させるのに最も重要な部分となるのである。
[原典] http://sports.khan.co.kr/news/sk_index.html?cat=view&art_id=201206111640493&sec_id=540101&pt=nv
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