■「会いたいです。気が狂うほど…お父さん」 | 韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

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ポッドキャスト韓国語マガジン“サランヘヨ・ハングンマル”の編集長が、韓国と韓国文化の見つめ方を伝授します。

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イ・テソン君のツイッターに公開された二人の写真。



韓国では、JYJユチョン君が今日午前、亡きお父さんにあててつぶやいた「会いたいです。気が狂うほど…アボジ」というツイが報道されて話題ですね。(´ぅ_ ;`)


それをドラマ『屋上部屋皇太子』共演者であるイ・テソン君がリツイートして、さらに温かい言葉で慰めの言葉を掛けたということが報道され、二人の友情がネットを温かくしています。[→韓国語報道記事]


テソン君…「今もよくやってるが、今後ももっと恥ずかしくないお父さんの息子となればいい。いつか会うことになるじゃないか。心痛むこというな!誰もが皆経験することを、ちょっと早めに経験しただけだ。元気を出そう!お前は皇太子じゃないか」


「ユチョンや…お前も芸能人である前に、公人である前に人間じゃないか。全部理解するし、みんな理解してくれるだろう。明日笑顔で会おう!絶対だぞ!俺たち“メンブン”しないと」


この最後の「メンブン(멘붕)」は、若者間で使われる「メンタル崩壊」の略語で、ドラマの現在の流れでメンタル崩壊演技をしなきゃならないという冗談なんでしょうかね。(^^;)


3/14のホワイトデー、南米からのフライト中にお父さんが亡くなって以来、長男として休まずお父さんの霊前を守り続け、その後、『屋上部屋…』の撮影日程に遅れを生じさせないために今までずっと強行軍を続けているユチョン君ですから、今回のツイートであらわになったその心に胸が痛みますね。


時期は未定とはいえ、ドラマが終われば、兵役が待っているので、そのような流れで出てきた言葉なのかもしれません。


ちなみに「会いたいです」と訳しましたが、韓国語の原文は「보고 싶어요」。「見たいです」ですよね。「만나고 싶어요(会いたいです)」という言葉もあるのに、韓国人は恋しい思いを表現する時に「会いたいです」とはいいません。もっと衝動的な、顔が目の前に現れてほしいという愛の心情だからですよね。


「会いたい」というと、韓国では愛の表現にはならず、何か用事があるかのように思えてしまいます。息子が父親に「サランヘヨ(愛してます)」といったり、このように愛をストレートに伝える心が、まさに韓国の文化のコア部分でもあるといえますよね。



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