■『タイムスリップ Dr.JIN』が15日クランクイン! | 韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

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ポッドキャスト韓国語マガジン“サランヘヨ・ハングンマル”の編集長が、韓国と韓国文化の見つめ方を伝授します。

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韓国での翻訳版『JIN-仁-』の表紙。漫画の翻訳の場合、作者名はローマ字になるのが一般的。



●まったく違う作品として楽しみ


私も大好きで、息子と二人でとても興奮しながら見た日本のドラマ『JIN-仁-』。韓国ではこの原作漫画が『タイムスリップ Dr.JIN』という題名で翻訳出版され、日本の明治維新前を舞台にした話でありながら、かなり大きな人気を博したんですね。


日本の漫画は企画やストーリーが本当に優秀で、まさに世界に誇るべき文化ですよね。さらにドラマ化された日曜劇場『JIN-仁-』は、大沢たかおさん、内野聖陽さん、綾瀬はるかさん、中谷美紀さんの名演技、名演出で、本当に最高でした。


ということで、この漫画が、韓国を舞台にして脚色を変えて、韓国でもドラマ化されることになったわけですが、それが、ソン・スンホンさんとJYJジェジュン君主演の『タイムスリップ Dr.JIN』なわけです。


MBCで6~7月頃放送ということが決まっており、「近いうちにヒロインを決定し、キャスティングを終えて、4/15にクランクインする予定」なのだそうです。(*´▽`)♪


天才医師ジン・ヒョク役のスンホンさんが、150年の過去の朝鮮時代に跳んで、医術の腕を発揮し、武術に秀でた“朝鮮最高の武官”キム・ギョンタク役のジェジュン君と出会って云々するという話らしいです。


ただ、朝鮮時代の韓国が舞台であり、もちろん坂本竜馬もいなければ、明治維新もないわけで、設定はかなりの部分が創作となることでしょう。そのため、これはあくまでも原作『JIN-仁-』の面白さを韓国国民に知ってもらうための、また別の作品として、私たちは楽しめばいいんじゃないかと思いますよね。(*´▽`)



●なぜ『タイムスリップ Dr.JIN』?


それにしても、漫画の翻訳された題名が『タイムスリップ Dr.JIN』などという『Dr.スランプあられちゃん』みたいな題名であったために、ドラマの題名までそうなってしまったのが残念ですね。


日本と違って韓国では、マンガは子供の見るものだという認識があるため、漫画の題名がそうなってしまったのはある意味しかたないと思いますが、ドラマのほうは大人が見るものであり、原題のほうに戻してほしいものですよね。漫画が下手に人気を博してしまったために、変えようがないのかもしれませんが。(T▽T)


ところで、名前といえば、韓国版「南方仁」である、ソン・スンホンさん扮する「ジン・ヒョク」の名前。日本のほうの名前が「ジン」の一文字であり、たまたま韓国にも同じ「진(ジン)」という、こっちは姓があったために、同じ「ジン先生」にするためにそうなったんでしょうね。ある意味、原作の尊重だといえます。


これは実は、『クレヨンくれよんしんちゃん』の場合もまったく同じで、「しんちゃん」の名前が韓国では『シン・チャング』なわけです。こっちもたまたま「신(シン)」という姓が韓国にあって、「짱구(チャング)」という名前も、頭の形がちょっと変わった子供のあだ名(日本でいえば「でこっぱち」みたいなものでしょうか)として一般的な呼び名であるため、そのまま「しんちゃん」→「シン・チャング」になったんですね。呼び名を日韓で統一しているのは同じパターンです。


さて、ジェジュン君の役割がどのようなものになるか、その二人の関係の中でどのような創作があるのかが一番興味があるところですが、日本の『JIN-仁-』とはまた違う、もう一つの『JIN』として期待したいものです。(*´▽`)



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