ひさびさにPCで書いています。

PICマイコンを使った模型電飾を再開します。
新たな年度からどうしてもやりたかったことなのです。

最初のブログ

思えば自分は2年前にPICマイコンでのLチカ(LEDチカチカ)がやりたくて
はてなブログからアメブロに引っ越してきて

かえる課長さんの(自称)門下生になっていたのです。
 

(かえる課長さんの記事「模型電飾のためだけのPIC」シリーズはすごく分かりやすいので興味がある方はぜひ訪問してみて下さい。)

しかしせっかく始めたのに、ここしばらくは電飾はPICを使わない100均LEDとボタン電池を使った工作しか行っていませんでした。

理由はいろいろあるのですが、一番の理由は
PIC開発環境として使っているPCがやたら重くて遅いからです。

このPCは2013年夏モデルと書いてあるのでもうすぐ9年目となります。

Windows8からWindows10にUpdateしてから動作が重くなってました。
メモリを4G→8Gに換装したりして使い続けていましたが、
最近では起動した後しばらくは重くて何も動かせないようになってました。
(10分~20分待つことがざらにあります。)
なので気軽に起動してプログラミングするなど出来なくてだんだんと面倒になっていたのです。

あと、このノートPCは子供たちの誰かが飲み物こぼしたかでキーボードが使えなくなったので、USB接続のキーボードを差して使っています。
これも場所を取って邪魔なので使うのが面倒な要因の一つなんです。

 

去年、テレワーク用に新しいノートPCを買ったのですが、仕事と趣味は分けたいので
このままこの古いPCをPIC開発専用マシンとして環境整備することにしました。

■環境整備その1
まず、古いPCから写真や動画、年賀状データ、各種アカウントのメモなど
大事なデータを新しいPCに引っ越ししました。

データ量が多いので引っ越しには先々代のノートPCに入っていたHDDを使いました。

安いUSB HDDケースを買って中に先々代のHDDを格納しています。

先々代PCさんはウンともスンとも言わなくなった後、
メモリとHDDを取り外したのち本体はリサイクルに出しましたが、
中身は今も役に立ってくれています。

■環境整備その2
Windows10にしてから重くなっていたのでえぇい、ままよ!とWindowsをやめてLinuxマシン化することにしました。

LinuxはUbuntuの最新版20.4にしました。

Linuxも最近は使いやすくなっていてWindowsと同じような感覚で使えます。

インストールのやり方など書こうかと思いましたが、
技術情報みたいのは書いてもすぐ古くなるし、
ヤホーでググればたくさん出てくるので省略します。

1点だけ引っかかったこと:
 Linuxのインストーラは最初CD-ROMに焼こうとしていましたが
 容量が足りないと言われてDVDに焼きました。


Ubuntuにした後も起動には2~3分はかかりますが、
立ち上がった後はすぐに作業に入れるので大分使いやすくなりました。

■環境整備その3
UbuntuにPIC開発環境(MPLAB-IDE)を入れました。
かえる課長さんの記事を参考にしてWinsowsに入れてたやつのLinux版です。

これもインストールのやり方など書こうかと思いましたが
ググるでヤホって以下同文です。

1点だけ引っかかったこと:
 Windows版と違いLinux版のMPLAB-IDEはフォントがざらざらしてとても見にくくて、
 ソースコードがまともに読めない感じになってました。
 これもヤホーでググって対処方法を見つけたのですが、
 修正する設定ファイルのパスが最新のMPLABだと変わってたのでメモを残します。
 /opt/microchip/mplabx/v6.00/mplab_platform/etc/mplab_ide.conf

■環境整備その4
前に作っていたプログラムのプロジェクトたちをLinux環境にコピーしました。

プロジェクトたちは写真や年賀状データと一緒にHDDケースにバックアップしていました。
HDDケースをUSB接続すると勝手にマウントしてフォルダを開いてくれるので
そこからLinuxのフォルダーにコピーするだけで済みました。


Linuxもどんどん使いやすく進化しているなぁと思います。

■環境整備その5
最後にMPLAB-IDEでプロジェクトを開いてビルドしてみましたが、
なんの問題もなくビルドOKとなりました。
さらにPICKIT-3をUSB接続して、
ブレッドボード上のPICマイコンにプログラムを書き込んでみました。
これも何の問題もなく書き込み出来ました。

これで再びPICプログラミングする環境が整いました。(外付けキーボードが邪魔な問題は残ってますが。)

問題はこれを使って何を行うか何もアイデアが浮かんでないことです。
これからじっくりのんびり考えていこうと思います。

続く