[再掲]PICで電飾はじめの一歩 その1 必要な物を揃える | 波動砲口形状研究

[再掲]PICで電飾はじめの一歩 その1 必要な物を揃える

以前の記事が表示されたりされなかったり不安定なので、「はじめの一歩1~6」をまとめて再掲しなおすことにします。

 

 

というわけで模型電飾のためだけの最低限最短距離のPIC知識を身につけようと言うエントリ開始です。

 

とりあえず必要な物を揃えましょう。以下必要度に合わせて

 

★・・・絶対必要。無いと作れない。
◎・・・絶対とは言わないけど、ないと不便すぎ。
○・・・あるとそれなりに便利

 

でランク付けします。★は無いと始まらないので、この講座を読んでいっちょやってみようという方は絶対入手してください。

 

★PICkit3


http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-03608/
PICにPCで作ったプログラムを書き込むのに必要です。

 

★ブレッドボード

プログラムの書き込み、プログラムのテストに必要です。今回はこれを使います。

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00315/
同じサイズのものが複数のメーカーから出ているようです。どれでも結構ですが、違う回路を複数作って比較したり、繋げて大きな回路を作ったりしたくなるときもあると思います。数百円で買えるものなので、2,3枚買っておいてもいいと思います。

 

 

★皮膜電線

 

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-08996/
ブレッドボードに回路を作るのに必要です。必要な長さに切り、両端の皮を剥いてコの字に折って使います。電線には皮膜の中が一本の金属線になっているもの(単線)と複数の細い金属線が通っているもの(より線)があります。単線の方を買ってください。より線はブレッドボードに使えません。

 

★ピンヘッダ

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-00167/
ブレッドボードにPICkit3を接続するのに必要です。

 

★LEDと抵抗(5組)


自分が使いたいもので結構です。まずLEDを選び、5Vの電源が繋がる前提で抵抗を選んでおいてください。この講座では見た目がすっきりするので抵抗が内蔵されているこのLEDを使います。http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-06249/

 

★電池ボックス

5Vの電源が欲しいのですが、多少上下しても構いません。私は単3が4本入る電池ボックスにエネループを4本入れています(写真左)。エネループは一本1.2Vなので、4本で4.8Vになります。エネループがなければ普通の1.5V電池3本が入る電池ボックスで4.5Vで駆動しても問題無い(写真右)のですが、電池がへたって電圧不足になると動作不良になりますのでそこだけ注意してください。スイッチ付きのものを買うことをお勧めします。

 

★PIC


http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-00801/
入門向けとしてよく紹介されるのが12F683という足が8本のPICです。8本足のうち2本がプラスとマイナスに繋がり、一本が入力とリセット専用に使われるので、残りの5本がLEDの制御に使えます。つまり12F683でコントロールできるLEDは最大5個です。技術的にはもっと制御できるようですが、初心者の域を超えるので、LEDを5個以上繋ぎたいときは普通に12F683ごと増やすか、より足が多い16Fシリーズなどを使うほうがいいでしょう。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-04430/

この講座では12F683 を買っておいてください。あまり高いものでもありませんし、色々試してみたくなると思いますのでこれも複数買いしておいてもいいと思います。

 

★ニッパー

模型をやる人なら必ず持っていると思いますが、模型用でLEDや電線を切ると歯を痛めます。金属線専用に用意してください。上等のものでなくても大丈夫です。

 

◎ワニ口クリップコード


電池ボックスとブレッドボードを繋いだり、模型に組み込む際には仮の配線にしたりと活躍します。買っておくべきものだと思います。

 

◎ワイヤストリッパー


ジャンパ線や電線の皮膜を剥くのに使います。一応ニッパーで代用できますが、電子工作をやるならば、買っておくことを強くお勧めしたいです。

 

◎ラジオペンチ

これも模型をやるような人なら普通持っていると思いますがなければ用意してください。百円均一で手に入るようなもので大丈夫です。

 

 

○ジャンパーコード

この講座では最後の方でちょっと使うだけですが、ブレッドボードで色々試してみたいときに回路の組み換えがやりやすいので持っておくと便利かも。

 

一応これだけです。後でユニバーサル基板にPICや抵抗などをつけるためにハンダゴテやICソケットも必要になってきますが、とりあえずPICを動かすところまで行きましょう。

 

秋月のHPを紹介しましたがべつに回し者ではありません。東京なら秋葉原、大阪なら日本橋に通える方なら買いに行ってみるのもいいと思います。送料が電車賃を超えるので私は通販です。通販も同じもので店によって少しずつ価格が違います。見て回って良さそうなところを探してみてください。

 

注文したら待っている間にパソコンの方の準備を整えましょう。次回は開発環境ソフトのインストールです。