チップの預かりババです。
犬友のももちゃんのおかあさんから借りた原田 マハさん著の「一分間だけ」という本のことです。
物語の導入部分に出てきますが、主人公は、ペットショップでみた大安売りの6カ月のゴールデンが、気になります。店員さんは、売れ残ると処分になるので、飼ってもらえないかと主人公に切り出します。店員さんは、月齢が大きくなって売れない子犬を、どうしても処分することが嫌で自分で5匹引き取り育てているといいます。これ以上、自分で育てることは無理なので、出来るなら、飼ってほしいと頼むのです。
ババは、ペットショップの売れ残りの犬・猫のことを考えたことがありませんでした。
でも、お手伝いをするようになってから、いろいろ解ってきました。
この件は、小説の中のことではなく、現実のことです。
著者は、ほかにも犬に関してのノンフィクションを書いていらっしゃいます。たぶん、ほかの著者だったら、「目が合って、飼うことにした。」ぐらいの導入になるのではと思ってしまいます。
ペットショップの全部が売れるとは限らない。そのあとは・・・・・
この世に生を受けた小さな命も大切です。